ひととき

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113「トンビが舞う空」千宗室

ひととき 2019年2月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「トンビが舞う空」というタイトルでした。家元が「出雲路橋から糺の森を横切ると出町柳の電線にトンビがぎっしりと止まっていることがある」そうです。トンビが目につくだ...
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奈良その奥から四「竃の飯」

岡本彰夫 「竃の飯」『ひととき』2019年2月号 春日大社の元権宮司の岡本彰夫氏が「竃の飯」について『ひととき』2019年2月号に書いていました。式年造替の時に神様が仮殿である「移殿(うつしどの)」へ渡るための「筵道(えんどう)」は百間(約...
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112「地下から出ると」千宗室

ひととき 2019年2月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「地下から出ると」というタイトルでした。家元が昼飯を独りで食べるために地下鉄烏丸線に乗って北山へ行った時のお話です。地下鉄の出口の風が強いので、あと数十段のとこ...
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奈良その奥から三 「乳房のむくい」

岡本彰夫「乳房のむくい」『ひととき』2019年1月号 春日大社の元権宮司の岡本彰夫氏が「乳房のむくい」について『ひととき』2019年1月号に書いていました。東大寺の修正会ではお経を唱えるだけでなく、「教化(きょうけ)」が大和言葉で唱えられま...
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111 「配膳さん」千宗室

ひととき 2019年1月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「配膳さん」というタイトルでした。家元が昔ながらの料亭や割烹の佇まいに変化が見られるといいます。街並みと不釣り合いになって、調和という考え方が見てとれないものも...
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奈良その奥から 一「霞の奥」

奈良その奥から 一「霞の奥」 岡本彰夫『ひととき』2018年11月号 春日大社の元権宮司の岡本彰夫氏が「奈良その奥から」という連載を始められた。初回を読み返してタイトルの元となった歌をメモしておきます。幕末・明治の歌人、八田知紀が吉野山の桜...
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奈良その奥から 二「儀式の解読」

奈良その奥から二 「儀式の解読」 岡本彰夫 『ひととき』2018年12月号 春日大社の元権宮司の岡本彰夫氏が「春日若宮おん祭り」について『ひととき』2018年12月号に書いていました。この祭礼で神楽などとともに「田楽」が奉納されますが、おん...
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110「白餅の効用」千宗室

ひととき 2018年12月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「白餅の効用」というタイトルでした。冬の訪れを庭に来る鳥の行動から知ることが前振りとして書かれてました。冬の長点前(ながてまえ)のため、水分摂取を控えるといい...
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109「タダシ君と焼きめし」千宗室

ひととき 2018年11月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「タダシ君と焼きめし」というタイトルでした。タダシ君は2度目の登場になります。やっちゃいましたね。イタリアンでくさやの焼きめしを食べる会とは、家元はくさや好き...
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108「月の井戸」千宗室

ひととき 2018年10月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「月の井戸」というタイトルでした。川端の近くで飲んで八坂へ向かう途中で見当識を失った家元は、とある路地に迷い込みます。そこで井戸にさす月の光に心が浄化される経...