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Qomolangma

恵文社一乗寺店で石川直樹氏の『Qomolangma』を買ってあったが、ラッピングをはずすのが勿体無いので暫く飾っておいた。 ラッピングをとったら、本文の英語を日本語訳したものが挟んであった。まあ、意味があるわけだ。 36枚の写真を見ていると...
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POLAR

石川直樹氏の写真集が見たくなって、京都に行った折に『POLAR』(リトルモア、2007年、2008年第2刷)を恵文社一乗寺店で手に入れた。 丁度、午後に通り雨にあったときだ。雨で荷物になるのに買ってしまった。 文字は小さいのでたぶん読まない...
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『織田信長〈天下人〉の実像』(2014)

金子拓著『織田信長〈天下人〉の実像』(講談社現代新書、2014年)を読む。 久し振りの講談社現代新書である。カバーが変わってからあまり購入することはなかった気がする。中公新書ばかり買っていた。 信長の「天下人」をどう考えるかで史料の読み方も...
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『藤原定家全歌集』赤羽淑編著

赤羽淑編著『藤原定家全歌集』(笠間書院、1978年) 「もしこの抄譯や傳で興を唆られた人は、必ず勞を厭ふことなく原典によって、その奔放自在の作を味倒して欲しいと切望する次第である。他のすべての作も、『拾遺愚草』全巻通讀するなら、讀者個個の新...
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『日本歴史3 奈良の都』を読む

そう言えば通史というものは、高校の教科書以来読んだことがなかった。まあ、それも記憶に残っていないし、いまさら教科書でもあるまい。何か適当な本はないかと、『日本書紀』の現代語訳を買ってみたのだが、10分で眠くなった。 日本の通史を死ぬまでには...
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古典を読むとはどういうことか

テキストは先人が読んで解釈したものが知識遺産として既にあり、われわれはそれを辿りながら読み直すことをする。 解釈というのは他と比較すれば相対的なものになる。絶対的な読みがあるわけではない。 なので、読み直しを通してテキストに新たな読み方を加...
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法務部門の役割とは

芦原一郎『法務の技法』(中央経済社、2014) ビジネス法務の部屋で山口利昭弁護士が睡眠時間を削って推薦してくれた本なのである。 ビジネス法務の部屋2014年7月3日(木) 著者の社内弁護士の経験やノウハウを82のテーマで文書化した実務書で...
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『古語拾遺』を読む

斎部広成撰、西宮一民校注『古語拾遺』(岩波文庫、1985年、2013年第18刷) 訓読文だけ読んでみた。44頁あり、ゆったりした作り(書き込みが容易)なので読み通すことができた。 解説が75頁あるので、気合入れないと読めそうもない。要約を写...
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『延喜式』が身近になる

虎尾俊哉『延喜式』(吉川弘文館、1964年、2012年新装版第5刷) 本書は「『延喜式』についての、正確な基礎的な専門知識を平易なかたちで提供しょうとする」意図で書かれたものである。 『延喜式』の「式」は「「律(りつ)」「令(りょう)」「格...
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『日本の岩場 第3版』(1975)

小森康行著『日本の岩場 第3版』(東京新聞出版局、1975)を本棚から取り出してながめる。 「ロッククライミングを対象にした岩場の案内書」である本書の初版は1970年だ。小森康行氏はベルニナ山岳会からJCCと活躍したクライマーで山岳写真家だ...