ゆく年くる年

断片記憶

今年もまた逝く時が来た。

今年何をしたのか、何ができたのか、年の瀬になると嫌でも考えさせられる。

先延ばししたことを後悔しても仕方がない。現在価値の割引率が高かったのだろう。今年は永井均氏の哲学の講義から始まって斎藤慶典氏の哲学の講義で終わった。1冊の本を一年間も持ち歩いたのは初めてのことだった。Limの皮カバーがなければできなかったことだろう。紙のブックカバーでは擦り切れていたかも知れない。語学は色々と迷いながらも来年も継続するだろう。忘却の淵が怖いのである。

さあ、新年に願いを込めて、Tennysonの詩を朗読してまた一年を終えることにしよう。

Ring out, wild bells, to the wild sky,

The flying cloud, the frosty light;

The year is dying in the night;

Ring out, wild bells, and let him die.

Ring out the old, ring in the new,

Ring, happy bells, across the snow:

The year is going, let him go;

Ring out the false, ring in the true.

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