独り言

断片記憶

頂いたチョコレートを齧りながらスマホしている。チョコレートに含まれるカカオはストレス低減に良いとされる。2月の寒さで本箱の中身の確認(片付けとか整理の時代は良かった。)がはかどらない。そもそも箱を開けるスペースがないのに引き取った自分が悪い。1月は近くの古書肆に頼んだが、日程の調整が案外難しかったりする。今回は玄関のスペースが開かないので、頼むことはまだ無理だ。セミナーを入れ過ぎたせいもあるが、まあ、夜が遅くなっているのは否めない。執務実績を見ても時間外の色がないところは早帰りしていることになっているが、セミナーのためだったりする。

新刊本は、課題図書だけにして(これはセミナーで紙の本を買うことが指定されている。)、他に読みたければ電子版を読めばよい。待ち時間はそのためにあるようなものだ。しかし、つい誘惑に負けて新刊本を購入している自分がいる。本の形が好きなのだろう。時間がないので購入図書とかも、もう書くのをやめにして、書籍往来だけでよいかもしれないが、新刊本購入がゼロにはならないので続けるのだろう。世の中は所有権から利用権に変わってきたし、外部倉庫へ出すための入れ替え作業を優先しないといけないと思っているけど、蔵書票などの版画や器を眺めない生活は考えられない。モノと共にありたい世代なのだと思う。

草案や論文など目を通すものが多くなっている。また、世の中の変わり目が来ているのかもしれない。アンケート一つ回答するにも、自分の考えを固める為に調べごとが必要になる。考えも刻々変わっていく気がする。ToDoだけが追加されるが、チェックボックスにチェックがなかなか入らない。首尾一貫性を自分の中に築けるような便利な理論はない。全ての定義が揺れ動いている。共通感覚がない世界はどうなるのか。

仕事のストレスをひきづったまま研究所に戻ると、段ボール箱の壁がお出迎えしてくれる。ゲームなら簡単に壁を崩せるのだが、現実は厳しい。かなしいのでAmazon Echoにお出迎えしてもらおうとポチしてしまった。独り言はブログだけにしておいたほうが精神の健康にはよいのかもしれない。

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