2024-05

読書時間

『江戸服飾史談』(2024)

大槻如電、吉田豊編注『江戸服飾史談』ちくま学芸文庫、2024年 書誌情報 『江戸服飾史談ーー大槻如電講義録』芙蓉書房出版、2001年を文庫化した。解説を読むと原題は『江戸の風俗衣服のうつりかはり』である。吉田豊氏が編集にあたり、注釈、解説、...
四都手帖

四都手帖2024年06月【編集中】

2024年06月の私的な愉しみと記憶 6月は水無月、三室戸寺の紫陽花の季節です。 奈良国立の「空海」展は気になりますねえ、行けるのやら。 【古都】 村上隆 ものもけ 京都 京都市京セラ美術館 2024年2月3日(土)〜9月1日(土) あじさ...
散歩時間

後藤成子絵画展を北鎌倉で観る

北鎌倉ギャラリー月で後藤成子絵画展ーMOI AUSSI JE VOUS AIMEーを観に行くことになった。明月院街道を明月院を越えた辺りに北鎌倉ギャラリー月はある。時間が早いので明月院へ寄る。まだ紫陽花には早かったが、庭はしっとりしてよかっ...
東都手帖

東都手帖2024年06月【編集中】

2024年6月東都散歩のための私的な愉しみと記憶 6月は水無月なり。展示替えすると7月文月になる。 現代写真研究所 土曜ゼミ修了展は文京シビックセンターで5月に開催されていたが、今年は場所がとれなかったようで新宿中央公園にあるエコギャラリー...
書籍目録

2024年05月購入図書(その5)

皐月は天気がはっきりしない。思想史が遅々として進まないので自分に合った世界を探そうと思う。 (購入後記) 江戸の風俗に興味があったが、どこから入るべきか難しかった。『江戸の戯作絵本』や『日本近世史入門』に「大吉原展」と江戸付いたこの時期がち...
古都を旅する

廬山寺

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」国文学者の林望氏の3回目は「廬山寺」でした。源氏物語を執筆した寺院であるころを角田文衞博士が考証したことが展示パネルにありました。石山寺にも紫式部の源氏乃間がありました。元三大師良源のお札をいただ...
読書時間

『キリスト教美術シンボル事典』(2024)

ジェニファー・スピーク、中山理訳『キリスト教美術シンボル事典』ちくま学芸文庫、2024年 (書誌情報) Jennifer Speake, The Dent Dictionary of Symbols in Christian Art, 19...
書籍目録

2024年05月古書購入

研究所の本箱を大勢で整理する企画が始まってすぐであるが、そのことの虚しさというものを感じた。空きが出ればそこにまた本が入ってくるのは港かパーキングロットのようなものか。 (購入後記) 週刊新潮2024年5月16日夏端月増大号の五木寛之氏の連...
書籍目録

『紋章の歴史』(1997)を読む

ミシェル・パストゥロー、松村剛訳『紋章の歴史 ヨーロッパの色とかたち』創元社、1997年、2020年第10刷 Le Petit Parisienのオーナーさんより、借りて読む。元々は他のお客様の本なのだが、オーナーさんは気に留めず又貸してし...
書籍目録

2024年05月購入図書(その4)

皐月の風が心地よい。 (購入後記) キリスト教美術については鑑賞用の知識を持っていないので通り過ぎていただけかもしれない。やはり、約束事を知らなければ、何事も関係を結ぶことは叶わないのであろう。カバラについての本を以前購入したことがあったが...