週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」生命科学者の仲野徹氏の1回目は「平城宮跡」でした。大極殿をバックに素敵な笑顔の大阪大学大学院教授の仲野徹氏でした。やはり、この草むらから大極殿が一つ建つ景色を眺めるのはどことなく寂しい。朝堂院という庁舎の建ち並ぶ姿を見てみたいものです。
以前、大極殿から南面をみたことがあります。大極殿の周りを右回りにコの字に結構歩いて辿り着きました。この広い空間が整備されれば、日本の古代国家の中心をビジュアルに体験することができるようになるのでしょう。
プラス1は平城宮跡遺構展示館でした。
平城宮跡の整備は長い期間をかけて行われています。来年は大極殿南門が整備されます。現在近鉄が平城宮跡歴史公園を横切っていますが、いずれ地下化する予定です。
週刊新潮 2021年7月29日風待月増大号
#奈良
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