プチパリ寄席? 柳家小もん

散歩時間

令和二年も押し詰まって、Le Petit Parisenで落語会が開かれた。柳家小もんさんは二つ目で、今年は聴くのが二度目になった。

最初は、いつもの出囃子で、「粗忽長屋」を演じた。雷門の行倒れは、近場だし、笑って済ませているが、天明飢饉の時の浅草寺境内行倒れ人数が1787年は15人と記録されたのを聴いたばかりだ。余計なギャグを飛ばして笑いを取らないという芸もあるのかもしれない。中入りの休憩を挟んで、後半は、ジングルベルの出囃子で、「睨み返し」を演じた。煙管を吸う姿がなぜか面白い。マスクをしていると笑いまで自粛してしまうのが残念だ。

注)大手町アカデミア「近世江戸は災害都市だった!連続複合災害について考える」(2020-12-18)

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