110「白餅の効用」千宗室

ひととき

ひととき 2018年12月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「白餅の効用」というタイトルでした。冬の訪れを庭に来る鳥の行動から知ることが前振りとして書かれてました。冬の長点前(ながてまえ)のため、水分摂取を控えるといいます。そして、朝は小ぶりの丸い餅の白焼きを2、3個で済ますのだそうです。そうやって粗相のないように務める茶道の家元でした。

今年は、お供えの餅がスーパーに並ぶのが早かったと思いました。この町では角が立たぬよう餅は丸いものを良しとするといいます。竹皮もどきの紙で包んだものが、いらぬ湿気が少ないと思っているようです。クリーニング屋のワイシャツもビニールの端を切り取り、シャツがカビ臭くならないように気をつかっているということでした。

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