『CDブック 声明 マンダラのきらめき〜舞楽法要庭儀曼荼羅供』(1999)

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天納傳中『CDブック 声明 マンダラのきらめき〜舞楽法要庭儀曼荼羅供』春秋社、1999年、2007年新装版第2刷、CD69分49秒

Ⅰ CD天台声明「舞楽法要庭儀曼荼羅供」概説

Ⅱ 天台声明概説

寺門聲明の密教立の曼荼羅供を聴いたばかりで、また曼荼羅供を聴くことになった。今回は、大原魚山声明研究会と平安雅楽会の共演による「舞楽法要庭儀曼荼羅供」100分を約70分に短縮したCD(1995年の実況録音)を聴いてみた。これは三千院の御懺法講を京都コンサート・ホールで集約して行っているようなものだ。

三千院の御懺法講はCDがあるので、いつか聴こうと思って今日に至っている。何しろ2時間のが3年分あって長いのだ。雨の三千院の庭に立って、宸殿から聴こえてくる音に耳を澄ませていた時間が蘇ってくるような気がした。声明だけでなく雅楽の万歳楽や蘭陵王もあり仏教音楽祭のように思える。

しかし、小林秀雄の講演をBGMにするという話を知って始めたこのBGMシリーズは荘厳なCDブックの発見につながった。

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