『寺流聲明(三井流声明集)』(1996)

視聴時間

第百六十二代長吏・長声職 福家俊明 大僧正『寺流聲明(三井流声明集)』総本山園城寺、1996年

胎蔵界曼荼羅供 69分

金剛界曼荼羅供 60分

講演法要(四箇法要)61分

34頁の解説の初めに「このCDには、天台寺門宗総本山園城寺(三井寺)で現行されている寺流(三井流)声明の内、大阿弥陀経などの浄土系声明や天台大師画讃を含む諸講式などを除いた密教、及び顕教関係の声明(短声)の全曲が収録されてい」るとあった。

第1章 天台声明の概説

第2章 寺流声明の歴史と特色

第3章 声明曲の解説

BGMシリーズ声明編はまさにBGMとなって研究所の空間を満たした。柳月堂の鑑賞室を思い出しながらラブチェアに腰掛けていると気が遠くなってくる。

正木晃氏のEテレこころの時代2018年4月〜9月のテキスト『マンダラと生きる』(NHK出版、2018年)読むと今村九十九師のマンダラ画があって、大仏師の別の側面に気がついた。お会いする機会があったら聞いてみたい。曼荼羅の画を描くことが修行とすれば、仏像を彫ることは仏像のなかに曼荼羅を見出すためではないかと。

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