前半は京都観光文化を考える会の松枝しげ美氏の講演であった。
第十三番 石山寺は正式には山号は石光山である。大本山石山寺は東寺真言宗である。
御詠歌 後の世を 願うこころは かろくとも ほとけの誓い おもき石山
良弁僧正が開基と伝わる。何度か訪ねたがよくわからない寺である。本尊は二臂如意輪観音の半跏組下像である。脇侍は蔵王権現と執金剛神(しゅこんごうしん)である。西国三十三所結縁御開帳で観たのは花山法皇壱千年御遠忌の開扉であった。
執金剛神は良弁と縁があるようで、東大寺法華堂(三月堂)の執金剛神立像(しゅこんごうじんりゅうぞう)は秘仏になっていて、12月16日の開山忌に開扉される。開山堂では良弁僧正坐像が開扉される。
後半は太田宗達氏である。
第7番 岡寺は東光山龍蓋寺である。
御詠歌 けさ見れば つゆ岡寺の 庭の苔 さながら瑠璃の 光なりけり
良弁の師は義淵である。岡寺は義淵創建と伝わる。本尊の如意輪観音坐像は塑像である。西国三十三所結縁御開帳で見た時は、日本三大仏(金銅像、木像、塑像)のうち塑像としての大きさに感動した。
今回の旅は本居宣長の『菅笠日記』を使ったと云う。司馬遼太郎の『街道をゆく』ではだめだそうだ。飛鳥寺、石舞台、談山神社を巡っている。
岡寺の土産に厄除けぜんざいを買っていた。京都では八坂神社がやっている。これは、住吉大社から来た真弓常忠宮司(前の前の宮司)が始めたと云う。厄除けぜんざいは大阪が起源なのだろうか。太田宗達氏は和菓子屋だから間違いないのだろう。八坂神社の社務所の奥の常盤神殿喫茶室で食べられるのだが、何か違和感があった。

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