ケヴィン・ケリー、服部桂訳『インターネットの次に来るもの』NHK出版、2016年第3刷
ケヴィン・ケリーの本は2年振りに読む。BPIAの総会で坪田氏より来年から読書会すると言われた。買うのを忘れていたのではなく、Kindle版が半額近いので迷っていたが、予定の本がなかったので勢いで買ってしまった。
コンピュータが電話に繋がり30年、そしてこらからの30年のトレンドを著者は次のように言う。名詞は動詞化して行く、12の動詞、正しくは現在進行形でテクノロジーの潮流を現す。一言で言えば、BECOMINGというプロセスだ。「止まることのないアップグレードと、永遠に〈なっていく〉テクニウム」(P18)というところを読むと、「テクニウム」の解説を読んでいる感じだ。
BECOMING
COGNIFYING
FLOWING
SCREENING
ACCESSING
SHARING
FILTERING
REMIXING
INTERACTING
TRACKING
QUESTIONING
BEGINNING
この12章を読んで、読書会に備えよう。訳者あとがきの終わりは401頁、巻末注が13頁と『テクニウム』に近いボリュームだ。
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