もう、卯月といえる天気ではなくなった。
(購入後記)
佐藤良明氏の予告により、今年に出ることはわかっていたけれど、全3巻本であることには驚いた。読みきれないのではないかという恐れが一瞬頭をよぎったが、tsundokuという英語もあるようだし(北村一真『英文読解を極める』)p.191)、楽観的な自分に一票を投じたのであった。
前著のグレゴリー・ベイトソン、佐藤良明訳『精神と自然 生きた世界の認識論』(岩波文庫、2022年)を【知】にカテゴライズしていたので、【思想】とはしなかったけれど、今更その根拠を書いておかなかったことを後悔した。自分の中で位置付けられない本を買うことは御法度である。本書はmindを扱う、hartとの違いは精神がどこにあるのかの違いと理解しているが、日本語では精神なのでそのニュアンスは伝わらない。
【知】
グレゴリー・ベイトソン、佐藤良明訳『精神の生態学へ 上』岩波文庫、2023年
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