9月は暦の上では秋であるが、実態は夏であった。そのため、秋口は読書の秋にはならなかったのである。今年は違った。9月に入って雨が続き涼しかった。その分、本を手にする時間が増えたのである。
(購入後記)
木田元の本を古書で買う。西洋哲学を否定するという試みは支持されないのだろうな。絶版だった。
森有正の本を古書で買う。森本あんり氏が森有正を読むのは自分たちの世代までかも知れないと日本経済新聞に書いていたのを読んだ。なるほどAmazonで見る限り新書はなかったし、ちくま学芸文庫版もなかった。
ビジネスを考える上で文化は大きな問題である。古い本だが、古びていないと丸山有彦氏がブログで書いていたので購入してみた。
【思想】
木田元『哲学と反哲学』岩波現代文庫、2004年
森有正『ドストエーフスキー覚書』筑摩叢書、1967年、1970年第6刷
【経営】
今北純一『欧米・対決社会でのビジネス』現代教養文庫、社会文化社、1994年
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