全国で雨の降りかたが変わってきているようだ。集中豪雨という言葉があったが、線状降水帯という気象用語が度々聞かれるようになった。水蒸気の流れで説明されれば、なぜ、そこに大雨が降り続くのかわかったような気になる。だが、雨の降りかたが変わったかどうかは説明できない。
(購入後記)
1985年の文庫など、そんな前ではないと感じてしまうのは、歳を重ねた証拠である。相対的な感覚になっている。
丸山有彦氏がブログで『論語』入門の最高の書ということで勧めていたのを読んでAmazonでポチした。最近、立て続けに丸山有彦氏の推薦本を手にしている。読書家の彼の勧めに間違いはない。しかし、今更、『論語』入門というには、すでに馬齢を重ねている。
彼らがどう読んでいるかを知ることが自分読み方を相対化するヒントになる。
【思想】
桑原武夫『論語』ちくま文庫、1985年
陳舜臣『論語抄』中公文庫、2009年
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