2026年10月の購入図書。神無月は読書の時間と考えられている。しかし、何を読むかがまだみえていない。
(購入後記)
著者の新井潤美氏によれば、アガサ・クリスティの推理小説はその時代の風俗や世相を色濃く反映しているため、後世からの歴史的な分析に耐えうるという。コナン・ドイルのシャーロック・ホームズもそういう観点から分析されてきた。アガサ・クリスティの作品も、描かれた当時の時代背景そのものが、今読むと歴史的資料としての価値を帯びてきたように思う。
アッパークラスが代々所有してきたカントリーハウスも、第一次世界大戦後には実業家などの手に渡り、伝統的な在り方が崩れていく。小説の舞台としてのカントリーハウスのあり方も、そうした変わっていく世界を描いている。
【文学】
新井潤美『アガサ・クリスティのイギリス』岩波新書、2026年

『アガサ・クリスティのイギリス』(2026)
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