本にすることのプロセス(その6)

断片記憶

四都手帖私家版(後記案)その1

四都手帖の四都とは、古都(京都)、旧都(奈良)、湖都(滋賀)、水都(大阪)のことである。

「旅の時間」はブログに掲載したものを編集したり、非公開の記事からなっている。二〇一五年から二〇一八年までの記事の中から採録している。

情報は記事の作成時点のものであり、注釈には知り得る限りの情報を更新したものを載せている。公開出来ないものや不都合ななものは省いたり、仮称にしたものもある。辻邦生は辻佐保子をA(妻のこと)として『パリの手記』(全五巻)を書いていた。

著者が見聞したことに基づいて記事を作成していることから、情報は誤解や記憶違いなどの誤謬を含むものと考えられる。

注)辻邦生『パリの手記 Ⅰ 海そして変容』(河出書房新社、一九七三年)3頁

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