伝統産業の行方

断片記憶

不忍池の組紐屋さんは出来合のものを売っていますが、寺町の組紐屋さんは受注生産での組紐作りも続けています。せっかちな東都と古都の違いでしょうか。個別対応は素晴らしいことですが、そのエコシステムはちゃんと回っているのか心配になります。一二ヶ月でと同じ返事が返ってきます。これが三ヶ月先とか六ヶ月先とか、受注が溜まっている風ではないので職人さんがどういう状況にあるのかは想像でしかありません。手組の種類が減ったことはサンプルが減っていることの説明でわかりましたが、内実はわかりませんが、箸屋さんの件でも同じような流れです。Webショップで欠品があったり、新しい箸屋さんを見ても色のバリエーションは増えましたが、扱う竹の種類は多くないようです。

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