宮城谷昌光『張良』中公論社、2024年
久しく宮城谷昌光氏の単行本を読んでいなかった。昔は1年に1冊くらいのペースで読んでいたから、待つことには慣れている。
『張良』は他でも読んできたし、『劉邦』(2015年)3巻でも描かれていた。一冊で納めるのが丁度よいのかもしれない。宮城谷昌光氏は伏線を回収する上手さがあり、読み手を飽きさせない。この時代をまた読みたくなる。どこから始めたらよいのだろう。『楽毅』(1997年〜1998年)4巻、『孟嘗君』(1995年)5巻、『奇貨居くべし』(1997年〜2001年)5巻。そして、『劉邦』を読んで『張良』に帰ってくれば良い。
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