断片記憶 来年の大石忌は? 今年の大石忌はお茶屋の中居さんが、積極的に勧めてくれなかったので、見送りましたが、来年の3月20日(木)の大石忌に豆そめさんが舞うと本人から聞きました。同期の杏佳さんも一緒だそうで、見に来てと言われると断るのが難しいなあ。都をどり、五花街、... 2013.11.25 断片記憶
ひととき 50「左党と砂糖」千宗室 ひととき 2013年12月号の千宗室氏の京都の路地まわり道は「左党と砂糖」でした。家元は辛党だが、なぜか「パイ」がお好みです。しかし、「洒落こけている。ふわっとしてしっとりして、さっくり甘い」のはお好きでないようです。ずっしりと重たいパイを... 2013.11.23 ひととき
ひととき 49「夜のおまじない」千宗室 ひととき 2013年11月号の千宗室氏の京都の路地まわり道「夜のおまじない」でした。例によって、秋の夕暮れ時の美しい描写のあと、30年ほど前にもらった爪切りの話になった。「ツルカメツルカメ」と呟きながら、家元が薄暮に爪を切りたくなるのがおか... 2013.10.26 ひととき
ひととき 48「寺町」千宗室 ひととき 2013年10月号の千宗室氏の京都の路地まわり道「寺町」でした。洋菓子のK堂、F屋の名物浮きあられ、H・Bという中古レコード店の思い出を語ったあと、「私にとっての寺町は歩き慣れた丸太町から御池までである」と家元らしい。注)K堂は西... 2013.10.03 ひととき
ひととき 47「晴れ、ときどき異界」千宗室 ひととき 2013年09月号の千宗室氏の京都の路地まわり道「晴れ、ときどき異界」は不思議な体験の話が2つでした。ラヴクラフトという怪奇作家を思い出した後、「人が生まれ、齢を重ね、命を終えていく過程で生じた様々な柵は決して解けることがないのだ... 2013.09.05 ひととき
読書時間 『浄土』森敦 「見て、みんなで泣いてもらったんで、お墓の人が喜んでひらひらと踊ってるわ」いくつとない土饅頭の向こうで、ほんとにチマチョゴリの女たちが踊っているのが見える。「唄も聞こえるじゃないの。まるでお浄土のようね」著者が韓国に招待旅行されたときに、鐘... 2012.11.15 読書時間
読書時間 『日本語と英語』片岡義男 『日本語と英語 その違いを楽しむ』(片岡義男、NHK出版新書、2012)を寺町二条上ルの三月書房で買う。百萬遍知恩寺の古書市にも行かずなにしているのだろう。日本語と英語の違いに潜む問題を提示してくれるご存知片岡御大の語学エッセイ。Eat h... 2012.11.04 読書時間
読書時間 『地図から読む歴史』足利健亮 本の一部を読んだだけだが、面白かったので紹介する。『地図から読む歴史』(足利健亮、講談社学術文庫、2012)第17章 都市内道路名称の意味を解く正しく問うことが必要だという。「大阪では南北の道をなぜ筋というのですか」では答えようがない。地名... 2012.11.04 読書時間
断片記憶 岳宝剣 宝剣岳松井登(45才)さんが千畳敷カールで1995年1月4日に雪崩に巻き込まれ5日11時半遺体で発見される。この雪崩は松井さんら2人のほか4人のパーティーも巻き込まれている。最後に見かけたのは、八ヶ岳のジョーゴ沢でのアイスクライミングのとき... 2012.10.29 断片記憶