読書時間 『平安京散策』(1991) 角田文衞『平安京散策』(京都新聞出版センター、1991年、2009年再版)に「他方、平安京の文献学的研究も大いに進捗した。中でも忘れ難いのは、紫式部の邸宅や紫野の斎院の位置を明らかにし、また『源氏物語』の若紫帖に見える「北山のなにがし寺」の... 2015.01.01 読書時間
書籍目録 2014年12月図書購入 2014年12月図書購入【思想】内村鑑三『後世への最大遺物・デンマルク国の話』岩波文庫、1946年、2013年改版第3刷内村鑑三、鈴木範久訳『代表的日本人』岩波文庫、1995年、2014年第39刷内村鑑三、鈴木俊郎訳『余は如何にして基督信徒... 2014.12.31 書籍目録
書籍目録 2014年12月購入古書 2014年12月購入古書【思想】猪木正道、勝田吉太郎編『世界の名著42プルードン/バクーニン/クロポトキン』中央公論社、1967年家永三郎、清水茂、大久保正、小高敏郎、石浜純太郎、尾藤正英校注『日本古典文学大系 97 近世思想家文集』岩波書... 2014.12.30 書籍目録
書籍目録 暮れの京都 暮れの京都の店が閉まっているなかで、古本屋を覗いて歩いた。三条河原町のキクオ書店へ寄って目に付いた本を買う。眼鏡が合わないので欲しい本を探せない。2冊買ってホテルで読む。坂村健『新版電脳都市』岩波書店、1987年魚澄惣五郎『京都史話』西田書... 2014.12.29 書籍目録
読書時間 『源氏物語の色ーーいろなきものの世界へ』(2014) 色について伊原昭(いはら あき)ほどの人を他に知らない。彼女が志村ふくみと通じるものがあると書いていることは重要なことだ。「出版に際し、永年の友とあえていわせていただくことをお許し願いたい、志村ふくみ氏〔重要無形文化財保持者〕の溢れる織物に... 2014.12.28 読書時間
断片記憶 色彩の形而上学 2014年12月27日の若松英輔氏の連続講座「叡知の台座 井筒俊彦と近代日本」の第6回は「色彩の形而上学 志村ふくみと井筒俊彦」だった。東京堂書店の6階の東京堂ホールは満席だった。志村ふくみ氏の糸を一箱見せてもらえた。肉眼で見る色は素晴らし... 2014.12.27 断片記憶
読書時間 『近世思想家文集』(1966) かつて、家永三郎が岩波書店の日本古典文學大系の『近世思想家文集』の解説に「近世思想界概観」として「かつて中江兆民は「我日本古より今に至る迄哲学無し」と言った。今日、諸大学には西洋哲学史・中国哲学史・インド哲学史といった講座が設けられているが... 2014.12.26 読書時間
読書時間 『儒学殺人事件』(2014) 小川和也『儒学殺人事件 堀田正俊と徳川綱吉』講談社、2014年徳川綱吉を明君だとか、見直される風潮が教科書にも及んでいる。BSでも歴史学者の司会者がそのことに言及していた。しかし、そのことが笑止であることは『儒学殺人事件』を読めばよく分かる... 2014.12.22 読書時間
読書時間 『江戸の読書会』(2012) 前田勉『江戸の読書会』平凡社選書、2012年学習方法にも歴史がある。江戸の読書会がその一つである。儒学を学習するため、素読、講釈のあとに会読が行われたことを我々は知らない。明治時代に会読の伝統は失われ、我々が共同研究する方法が江戸の読書会と... 2014.12.21 読書時間
ひととき 63 「ロレンスの瞳」千宗室 ひととき 2015年1月号の千宗室さんの京都の路地まわり道は「ロレンスの瞳」だった。四条河原町の裏手にあった京都パレスで観た「アラビアのロレンス」の話だった。「侘びとか寂びについて考えるとき。私の心はこの映画に向かうことがある」という。もう... 2014.12.20 ひととき