古都を旅する

鳥羽水族館

週刊新潮の「とっておき私の伊勢」Honz代表の成毛眞氏の4回目は「鳥羽水族館」だった。ジュゴンの飼育展示に眼をやる成毛氏の写真が写っている。飼育種類数日本一を誇る鳥羽水族館でも、ジュゴンやマナティは格別の海獣だ。ミキモト真珠島までは行ったが...
書籍目録

2016年06月購入図書

2016年06月購入図書iichiko 130号のおかげで『日本文学源流史』を買うことになった。『細雪』は大垣書店でみてから、1年間も見つからなかったが、松戸のKUMAZAWAにあった。田辺聖子氏が解説している。『文法的詩学その動態』は日本...
断片記憶

「紫式部と藤原道長」

同志社女子大学主催 町家公開講座第22期2016年7月16日(土)14:00〜16:00「紫式部と藤原道長」朧谷寿(同志社女子大学名誉教授)会場 京まちや平安宮町家講座に通っていた頃が、楽しかったと思う。山中恵美子さんがセレクトするお菓子が...
書籍目録

2016年05月購入図書

2016年05月購入図書相変わらずの無節操振りである。大川周明は「大正を読む」の続きである。貝原益軒は来月の課題図書である。原念斎はその関係である。花祭論は奥三河の世界である。『知的生産とその技術 Classic10選』が選んだ『本を読む本...
書籍目録

2016年05月購入古書

2016年05月購入古書すっかり忘れていたが、車でロームシアターに向かうときに、乗務員さんが思い出させてくれた。みやこメッセ、下鴨神社、知恩寺で開かれる古本市は京都にくる楽しみでもある。しかし、京都の春の古書大即売会で、カタログ(100円)...
古都を旅する

二軒茶屋餅

週刊新潮の「とっておき私の伊勢」HONZ代表の成毛眞氏の3回目は「二軒茶屋餅」だった。角屋と湊屋という二軒の茶屋のうち21代目の角屋が健在である。どこぞにも二軒茶屋があるが、片方しか残っていない。写真に撮りたくなるような佇まいである。小豆に...
読書時間

『先哲叢談』(1994)

原念斎、源了圓・前田勉訳注『先哲叢談』東洋文庫、1994年、2006年第2刷原念斎の『先哲叢談』を買おうと思って、日本橋丸善に行ったら、置いてなくて、火曜日に神保町の東京堂書店で手に入れた。なぜなのかというと、訳注者でもある源了圓氏の『徳川...
読書時間

老人の時間

貝原益軒の『養生訓』巻第八に、「老いての後は、一日を以(て)十日として、日々に楽しむべし。つねに日をおしみて、一日もあだにくらすべからず。」とある。一日一日が長かった子供の時代と一月二月がすぐに経ってしまう老人の時代がある。この時間感覚がど...
読書時間

『養生訓』の読み方

貝原益軒、松田道雄訳『養生訓』中公文庫、1977年、2014年第20刷松田道雄訳の『養生訓』は解説だけ読む。松田道雄は解説の最後に「『養生訓』は、ただ長命を願うためにではなく、私たちの祖先がおくった毅然とした晩年の姿を知るために読むべきであ...
読書時間

『養生訓』斜め読み

『養生訓』は制欲を説く。食欲と性欲は内敵である。外敵は外邪(がいじゃ)として暑さ、寒さ、湿気などの生活環境をいう。今なら熱中症対策を書いただろう。現代人の生活を見通したかのように、「座り続けるな」「眠りすぎるな」という。「とにかく身体を動か...