読書時間 『極光』(1981) 上田吉一『極光』将棋天国社、1981年、1987年第2刷『極光(きょくこう)』とはオーロラのことである。序文は伊藤果五段だった。若島正氏と伊藤果氏が興味を持って上田吉一氏を呼んで「京都グループ」ができたと書いてある。この作品集は50局である... 2016.09.06 読書時間
旅の時間 高台寺の展望台 理髪して、祇園へ行く。昼からワイン会であるが、その前に、八坂神社へお詣りして、工事で狭くなった南門を潜り路地を抜けて鷲峰山(じゅぶざん)高台寺へ向かった。ちょうど百鬼夜行の提灯がそこここに下がっていた。久し振りに高台寺へ行く。ここに来るのは... 2016.09.05 旅の時間
読書時間 『古史徵開題記』(その2) 1.統一『古史徵開題記』は平田篤胤が著した我が国の古典の解説書2.目次目次を分解して組み直してみた。システマチックな目次であり、目録大意と開題記も当然ながら対応したものである。「古史徵序」は古の御典(みふみ)を徵(あか)した平田篤胤の書の出... 2016.09.04 読書時間
ひととき 83 「納涼トマト」千宗室 ひととき 2016年09月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「納涼トマト」というタイトルだった。家元が焼酎にトマトを擦り下ろしを混ぜたものを飲むくらい美味しいトマトの話から始まり、テッパン串焼きのモリタさんの店を楽しん... 2016.09.03 ひととき
古都を旅する 宝山寺 週刊新潮の「とっておき私の奈良」文芸評論家の三輪太郎氏の4回目は「宝山寺」だった。今度は西の要衝の生駒山だった。生駒山は修験道の聖地である。宝山寺は真言律宗の寺院であり、生駒の聖天で知られている。プラス1は「往馬(いこま)大社」だった。今年... 2016.09.02 古都を旅する
書籍目録 2016年08月購入古書 2016年08月購入古書(購入後記)久しぶりに蔵書印のある古本を購入した。知り合いから頂いた本はパリの古書店にあったものだ。これは旅する本だろうか。そんな本もいつの間にか3冊になった。【歴史】平田篤胤著、山田孝雄校訂『古史徵開題記』岩波文庫... 2016.09.01 書籍目録
書籍目録 2016年08月購入図書 2016年08月購入図書(購入後記)「うしろがき」と訓む。8月になって7月の疲れが出たのか、仕事関連のレポートを読むだけで、本も買わないはずだったが、奈良に行くことで、三島由紀夫を読むことになった。それは、大神神社の三輪山登拝とその摂社であ... 2016.08.31 書籍目録
読書時間 『果し状』(2016) 伊藤果『果し状 伊藤果詰将棋50年作品集』マイナビ出版(日本将棋連盟発行)、2016年千駄ヶ谷の日本将棋連盟で購入した。伊藤果氏の詰将棋は『残影』『詰のオルゴール』以来の購入となる。『王将殺人事件』は買っていない。伊藤果氏は職業作家として多... 2016.08.30 読書時間
読書時間 『古史徵開題記』(1936) 平田篤胤著、山田孝雄校訂『古史徵開題記』岩波文庫、1936年、1992年第5刷「要するに、今日に於いても古典一般について論じようとする人は先づ本書を見なければならぬものである。本書をも見ず、若くは本書にいふだけの智識をも持たないで古典につい... 2016.08.29 読書時間
読書時間 『ヨーロッパ戦後史 上』(2008年) トニー・ジャット、森本醇訳『ヨーロッパ戦後史 上』みすず書房、2008年Brexitを考えるに当たり、ヨーロッパと何かという問いに戻らざるをえない。あの戦争による荒廃から復興したヨーロッパの「戦後」はどうだったのか。日本では、「もはや戦後で... 2016.08.28 読書時間