古都を旅する 武鮨 週刊新潮の「とっておき私の京都」アルピニストの野口健氏の4回目は「武鮨」でした。野口氏が十年来通っているそうです。深泥池のすぐ側にあります。池波正太郎の食べ物のエッセイに出てくる松鮨でご主人が修業したという。それを読むと、当時の話を聞きに行... 2017.06.23 古都を旅する
読書時間 『丹生都比売神社史』(2009) 丹生都比売神社史編纂委員会『丹生都比売神社史』丹生都比賣神社、2009年2010年10月16日(土)の例祭の日に和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野にある丹生都比売神社を訪れた。橋本からタクシーで紀ノ川を越え天野盆地を目指し果樹園の間をぐんぐん上... 2017.06.22 読書時間
読書時間 江戸初期の知のネットワーク 横田冬彦『日本の歴史16 天下泰平』講談社学術文庫、2009年、2014年第3刷第七章 開けゆく書物の世界江戸初期の知のネットワークの具体例を見ていこう。父親が福島正則の元を離れ大坂方につき敗死したため、母方の姓を名乗る三田浄久が各種の糟を... 2017.06.21 読書時間
シガモノ 紀貫之の墓をやり過ごす 目崎徳衛『人物叢書 紀貫之』吉川弘文館、1961年、1985年新装版紀貫之の最初の伝記であるという。歴史家であるため歌人とは違った観点の本となる。当時は子規の毒が回っていたので、古今集そして紀貫之の評判は頗る悪かった。目崎徳衛は紀貫之をどう... 2017.06.20 シガモノ断片記憶
断片記憶 片付けの先 若者二人に手伝ってもらい、外に出す本を選別した。ビジネス書はそれほど残ってなかった。去年出したのだろう。むしろ紙屑の多さを実感した。京都の思い出の紙々を見ていると、過ごした時間を想いやらざるを得ない。京都の本を外に出す本に入れて、下の箱から... 2017.06.19 断片記憶
四都手帖 四都手帖2017年07月【編集中】 2017年7月の私的な愉しみと記憶文月の京都は祇園祭の季節を迎える。三十三間堂でお札をお願いし、八坂神社で団扇を買い、本田味噌本店で五山送り火の焼印のついた一わんみそ汁を予約する。【古都】祇園祭 2017年07月01日(土)〜31日(月)第... 2017.06.18 四都手帖
断片記憶 RIP Yoko Nogiwa RIP Yoko Nogiwa野際陽子さんが2017年6月13日に亡くなられた。昔、テレビでキーハンターを見ていたことを思い出す。非常のライセンスを歌う彼女の理知的な風貌に憧れたのもだった。ご冥福をお祈りいたします。 2017.06.17 断片記憶
断片記憶 『全国女性街ガイド』(2016) 渡辺寛『全国女性街ガイド』(カストリ出版、2016年)というタイトルの豆本を相方からもらう。『吉田類の酒場放浪記』という番組に対抗して『おんな酒場放浪記』ができて、男女同権を主張する立場からは、『男の街』があろうと思ってググると、宮史郎の『... 2017.06.16 断片記憶
古都を旅する 蓮華寺 週刊新潮の「とっておき私の京都」アルピニストの野口健氏の3回目は「蓮華寺」でした。野口氏は一人になりたくなると、なぜか足が向くそうです。野口氏は書院の北側の庭について言及していますが、崖の下の流れを見ながらお茶をするのも良いところです。プラ... 2017.06.15 古都を旅する
断片記憶 『日本の歴史16 天下泰平』(2009) 横田冬彦『日本の歴史16 天下泰平』講談社学術文庫、2009年、2014年第3刷序章「天下泰平」の時代早稲田の研究会で子安宣邦先生があげられていた本だ。序章「天下泰平」の時代は古活字版『大坂物語』から始まる。横田冬彦氏は「この書に刊記はない... 2017.06.14 断片記憶