書籍目録

2024年10月購入図書(その5)

神無月の頃という出だしで書いたら兼好法師になってしまう。それにしても今年の金木犀はやっと夜の闇に香りを漂よわせはじめた。10日は遅れているのかもしれない。(購入後記)この時期あたりの本は記録がないので記憶に頼って購入することになる。井筒俊彦...
断片記憶

秋の日の

電車に乗り日差しを背中に受けていると、眠気に誘われる。そんな季節は足早に過ぎ去って、ひんやりしたものを感じれば、もう冬は間近ということになる。コスモスの花が咲いている季節はそう長くはない。秋の昼は読書に相応しくないのだろう。
書籍目録

2024年10月購入図書(その4)

季節は神無月で朝晩は気温が下がるようになった。(購入)ドイツ語の文法問題の演習に適しているというYouTubeの動画に唆されてポチる。B1レベルなので私の場合、語彙の力が不足しているのは確かだ。ドイツ語で書かれたテキストは20年振りくらいに...
散歩時間

歌とピアノと日本酒

押上文庫で陶芸家の末広学さんとミュージシャンの窪田裕子さんを迎えての懇親会の夕べがあった。調律後のスタインウェイの響きと窪田さんの歌声を楽しみながら、末広さんのぐい呑で奈良の風の森を飲み、古美術の話がガンダーラまで及んで夜が更けていくのだっ...
四都手帖

四都手帖2024年11月【編集中】

2024年11月の私的な愉しみと記憶11月は霜月です。お火焚きの季節ですね。【古都】祇園をどり 祇園会館 2024年11月1日(金)〜10日(日)寿会 上七軒歌舞練場 2024年11月13日(水)〜18日(月)生誕140年記念 石崎光瑶 京...
東都手帖

東都手帖2024年11月【編集中】

2024年11月東都散歩のための私的な愉しみと記憶11月は霜月なり。暦の上は秋ですが、後半はもう、冬になっているかもしれません。Le Petit Parisienのオーナーの叔母様の所属する創元会の展示案内をいただいたので備忘として載せてお...
古都を旅する

鈴虫寺

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」元アーティスティックスイミング日本代表の青木愛氏の第3回目は「鈴虫寺」でした。洛西の妙徳山華厳寺の通称が鈴虫寺です。青木愛氏は幸福地蔵のカード型幸福御守を持ち歩いているとのことでした。プラス1は地...
書籍目録

2024年10月購入図書(その3)

神無月の天気が予想に反して晴れとなった。京都の花屋の花政のご主人が個展を開いたことが京都新聞の朝刊に出ていたので、会場のKōjin Kyotoで買い求めた。(購入後記)京都本はよく買っていたと思う。『亀山伊織の仕事』(2011年)の部類に入...
読書時間

『歴史学はこう考える』(2024)その2

松沢裕作『歴史学はこう考える』ちくま新書、2024年第2章は自身の研究なので、細かいニアンスが伝わってきた。これからは他者の論文を読み取る話になる。第3章では中央政府の政治家たちの行動に注目するタイプの研究(政治史の一つ)として高橋秀直「征...
書籍目録

2024年10月購入図書(その2)

神無月はまだ始まったばかりだが、時の流れが速く感じる。(購入後記)仕事の本を買いに本屋へ行ったはずだけれど、気が変わって自己啓発本のコーナーで買う。YouTubeで紹介されていたのを見たのと、前に『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか...
旅の時間

飲み過ぎた翌朝

まずは、三条広小路の喫茶店へ向かう。なぜか看板が出てなくて、オーナーさんがカウンターに座っていた。外国人だけで忙しいので日本人観光客の目に入らないようにしまったという。確かに、昔からの料金でワンオペでモーニング出してたら手が回らない。サイホ...
旅の時間

温習會2024を観る

真珠庵今回は、Le Petit Parisienのオーナーさんと一緒に旅行することになった。正面のタクシー乗り場で相方と待合せ、車で大徳寺まで、塔頭真珠庵が4年振りの一般公開なので、拝観料2,000円とお高いが時間調整に行くことにした。大河...
読書時間

『歴史学はこう考える』(2024)

松沢裕作『歴史学はこう考える』ちくま新書、2024年歴史家は何をしているのか。歴史家といわれる人達が、「歴史家が実際にやっていることは、歴史家以外の人びとにはそれほど知られていないのではないかと思っています。さらに正直に言うと、実は歴史家た...
古都を旅する

わしょく宝来

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」元アーティスティックスイミング日本代表の青木愛氏の第2回目は「わしょく宝来」でした。東大路新橋通西側上ルにある割烹です。知恩院通の前はよく歩いていましたが、記憶がありません。この辺りの帆布カバン喜...
書籍目録

2024年10月購入図書

神無月となった。長月の秋分の日から涼しい日が続いている。夜は薄手の羽毛布団では寒いくらいだ。かといって冬用の羽毛布団では暑くて寝られない。体温の調整ができるまでの端境期は仕方ない。(購入後記)加藤周一は今は読まれてないだろうかと思ったが、岩...