京都

古都を旅する

欣浄寺

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」作家髙樹のぶ子氏の2回目は「欣浄寺」でした。深草の少将縁の欣浄寺(ごんじょうじ)は前回の予告でした。六歌仙で有名な小野小町と深草の少将の話の続きの墨染の欣浄寺は伏見大仏で知られています。まだ未見な...
ひととき

165「奇妙な雑木林」千宗室

ひととき2023年7月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「奇妙な雑木林」というタイトルでした。家元が散歩で千本中立売通の近くで土屋町筋から西に入った路地の先に雑木林を見つけたことを書いていました。車止めがしてあって先へ...
古都を旅する

鍵善良房

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」元宝塚歌劇団娘役の早花まこ氏の4回目は「鍵善良房」でした。ここで「くずきり」をいただいたのはかなり昔になる。京華堂さんから引き継いだ「濤々」を買いに行くのはいつの日か。プラス1はZENBIです。鍵...
ひととき

164「紫陽花の佇まい」千宗室

2023年6月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「紫陽花の佇まい」というタイトルでした。射干(しゃが)の話から始まったのは初夏は短いことの例えでした。家元からすると、初夏が短いことを認めたくないようです。紫陽花=梅雨が...
古都を旅する

マリアの心臓

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」元宝塚歌劇団娘役の早花まこ氏の2回目は「マリアの心臓」でした。マリアの心臓は人形博物館だそうです。平成27年に東京から大原へ移転されたということで、知りませんでした。プラス1は三千院です。5月30...
古都を旅する

八木家

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」元宝塚歌劇団娘役の早花まこ氏の1回目は「八木家」でした。確かに雪組は新選組に縁がありますよね。残念ながら当時はまだ見てませんでした。プラス1は角屋もてなし文化美術館です。いつのまにかそういう名前に...
四都手帖

都をどり2023

甲斐荘楠音とは何者か三条通の髙木屋で時間調整をして、京都国立近代美術館で待ち合わせした相方と「甲斐荘楠音の全貌」展を観る。KAINOSHO Tadaotoは日本画家であるが、東映の時代劇に出演したり、時代考証で関わったりと幅広く活躍した。個...
四都手帖

行きつけの旅

新幹線の名古屋駅を出ていくつか川を越えると車窓の景色に鈴鹿の山並みが浮かんできた。普段ならもっとくっきりした輪郭を持っているはずだが、春の黄砂の舞う時期はそうなのかもしれないと思った。夢うつつ 霞む山並み 春畠多くの観光客でごった返す京都駅...
古都を旅する

大原野神社

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」画家の赤松玉女氏の3回目は「大原野神社」でした。長岡京遷都の折に春日大社の分霊を勧請して創祀した神社です。西京区にあるので、一度しか行けてませんが、京都市立芸術大学が近かったのですね。プラス1は十...
読書時間

『秀吉没後の豊臣と徳川』(2023)その2

河内将芳『秀吉没後の豊臣と徳川 京都・東山大仏の変遷からたどる』淡交社、2023年第2章 豊国臨時祭と大仏豊国極楽門とは何か秀吉が亡くなり、残された政権は大仏鎮守の豊国社を普請し、それがやがて豊国乃大明神という神号を得る。この豊国社に造られ...