ひととき 173「堤の浅い春」千宗室 2024年3月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「堤の浅い春」というタイトルでした。家元が散歩する出雲路橋でユリカモメが減り出したので、上流の状況が気になって上賀茂橋まで長足の散歩になりました。帰りは雨雲に追われるよう... 2024.02.21 ひととき
古都を旅する 首途八幡宮 週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」作家の佐藤厚志氏の3回目は「首途八幡宮」でした。首途八幡宮(かどではちまんぐう)を知っている人は地元か通の人でせう。義経の流れでいけば、義経が平泉へ旅立ったというここも落とせません。何度か覗きまし... 2024.02.16 古都を旅する
古都を旅する 鞍馬寺 週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」作家の佐藤厚志氏の2回目は「鞍馬寺」でした。本殿金堂からの眺めも素敵ですが、奥の院参道も義経伝説が残っています。 プラス1は由岐神社でした。毎年10月20日の鞍馬の火祭りは由岐神社の例祭です。 週... 2024.02.09 古都を旅する
古都を旅する 下鴨神社 週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」作家の佐藤厚志氏の1回目は「下鴨神社」でした。下鴨神社とくればどうしても鴨長明に触れないわけにはいきませんね。 プラス1はさわた社でした。雑太社(さわた社)の「ラグビー第一蹴の地」は以前にもさりげ... 2024.02.02 古都を旅する
古都を旅する 京都神田明神 週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」作曲家の平野一郎氏の3回目は「京都神田明神」でした。やっと京都市内に来ました。膏薬の辻子に何故か京都神田明神があります。10年ほど前に現在地へ移されたそうです。 プラス1は空也堂でした。なんと平野... 2023.12.15 古都を旅する
古都を旅する 天岩戸神社 週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」作曲家の平野一郎氏の2回目は「天岩戸神社」でした。大江山の宮川の渓谷にある元伊勢天岩戸神社に参拝するためには鎖を伝い、斜面を登る必要があります。 プラス1は御霊神社でした。福知山で御霊大神と明智光... 2023.12.08 古都を旅する
旅の時間 初冬の京都も久々となる 新型コロナ禍も日常化して観光京都に戻ったようだ。記憶はあっても当てにならない。状況は常に変化する。去年の私は今の私ではないことを昔は西田幾多郎の「絶対矛盾の自己同一」という観念で理解していたが、養老孟司氏のいうように「人は変わる」という唯脳... 2023.12.03 旅の時間
書籍目録 2023年12月書籍往来 「専門家と素人のはしわたしに」と当時の京都新聞社長白石古京氏が書いている。京都銀行協会が昭和37年に発足した尚史会という古文化財見学会の解説記録を冊子にしたものという。有職故実の専門家の出雲路敬和氏が見学会の解説をしていたというのだから羨ま... 2023.12.02 書籍目録
古都を旅する 浦島神社 週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」作曲家の平野一郎氏の1回目は「浦島神社」でした。宮津ご出身でいらっしゃる平野一郎氏の作品『ウラノマレビト』(2003年)は浦島神社(宇良神社)に触発されて生まれたとか。伊根町までは遠いなあ。天橋立... 2023.12.01 古都を旅する
読書時間 『閑吟集』(2023)その2 真鍋昌弘校注『閑吟集』岩波文庫、2023年 何かに追われるまでもなく、人の一生は些事がつきものである。文学を読まない人はそれで何も困ることはない。私も文学=小説の風潮は好まないので、歌を詠むことを時折思い出したりはする。へぼ将棋と同じ下手な... 2023.11.30 読書時間