Goinkyodo

旅の時間

師走の古都

今年の紅葉は平年並みの時期になった。ここ数年が紅葉が遅れていたのである。師走な古都は名残の紅葉となった。永観堂の入口付近の紅葉法然院の紅葉雨月陶齋先生の個展
旅の時間

没後150年 坂本龍馬

宮川禎一「坂本龍馬の生涯と手紙ー時代が龍馬を評価するー」京都国立博物館編『特別展覧会 没後150年 坂本龍馬』読売新聞社、2016年宮川禎一氏の解説を読みながら、展覧会を振り返る。以前にも龍馬の通常展を旧平常展館で見たことがある。今回は手紙...
古都を旅する

相国寺

週刊新潮の「とっておき私の京都」作家の垣根涼介氏の1回目は「相国寺」だった。方丈でご機嫌な垣根涼介氏である。五本指ソックスが見えた。秋の特別拝観は12月15日まで。法堂、方丈、開山堂が公開される。法堂の蟠竜図、いわゆる鳴き龍は狩野光信作であ...
断片記憶

「学んだ気」になること

今月から、本の片付けをやめて、本の区分だけにして、読む時間に充てる。今月は、実学の本が課題図書になっているし、Webラーニングも続けるため、ブログに割ける時間は1時間(ただし、細切れ)くらいしかない。セミナーやらも16回と朝だ夜だと入ってい...
書籍目録

2016年11月購入古書

2016年11月購入古書(購入後記)玉ノ井カフェで加藤楸邨のアンソロジーを買った。神田古本まつりのはここに載せていない。というわけで今月は少なく見せることができたのだろうかと心配していたら、また、買ってしまった。【歴史】影山春樹・村山修一『...
書籍目録

2016年11月購入図書

2016年11月購入図書(購入後記)デザイン思考の本をということでGRITなどを課題図書で購入した。あとは、ついで買いだ。山折先生も12月18日(日)の夕焼け京都塾に行けないので、春の塾までお会いできない。亀田先生の本も4冊めだ。ふざけたタ...
読書時間

『応仁の乱』(2016)その3

呉座勇一『応仁の乱』中公新書、2016年第7章 乱後の室町幕府足利義政は一貫して寺社本所領返還政策をとった。呉座氏は「寺社本所による所領回復の動きは結果的に将軍勢力の寺社本所領への進出を促すことが多い。義政の寺社本所領返還政策は慈善事業では...
読書時間

『応仁の乱』(2016)その2

呉座勇一『応仁の乱』中公新書、2016年第4章 応仁の乱と興福寺応仁の乱で興福寺の荘園から年貢が入らなくなると、興福寺の経営も難しくなった。そうした中、経覚(きゃうがく)が4度目の興福寺別当となる。寺務ともいう。しかし、経営再建に失敗してし...
読書時間

『応仁の乱』(2016)

呉座勇一『応仁の乱』中公新書、2016年『応仁の乱』に関して今まで、岩波新書しかなかったのが不思議なくらいだ。確かに、長く、全国に渡り、結果がはっきりしない内戦であった。戦いだけを列挙されても眠くなるだけだ。でも、太平記の方が長いとちゃうか...
古都を旅する

伊勢河崎商人館

週刊新潮の「とっておき私の伊勢」作家の朝井まかて氏の4回目は「伊勢河崎商人館」だった。神都伊勢の台所と呼ばれた問屋街の面影を残す。プラス1は「伊勢春慶デザイン工房」だった。伊勢河崎商人館の東隣の築150年の木造家屋を改造した春慶塗の工房だ。...
散歩時間

すみだ北斎美術館

すみだ北斎美術館が2016年11月22日にオープンしたので行ってみた。企画展はエレベーターで上がり4階から3階へ降りる。さて、見たかったのは、6mを超える絵巻である。葛飾北斎の隅田川両岸景色図巻(紙本着色一巻)は文化2年(1805)の作であ...
散歩時間

酉の市

鷲神社の酉の市を楽しむ。まあ、6人なので、屋台もなかなか見つからず、彷徨うのであった。
断片記憶

GRIT

アンジェラ・ダックワース、神崎朗子訳『やり抜く力ーー人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』ダイヤモンド社、2016年第4刷本書の主張才能×努力=スキルスキル×努力=達成物事を達成するためには、少なくとも二倍の努力が必要である...
ひととき

86「もしイチョウが海に舞ったなら」千宗室

ひととき2016年12月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「もしイチョウが海に舞ったなら」というタイトルだった。堀川今出川から紫明への中央分離帯のイチョウが見事だという話になり、シベリウスの『フィンランディア』が思い出...
旅の時間

シュルレアリスムと絵画

巖谷國士(くにお)氏の講演をギャルリー宮脇で聴く。京都の相方に予約してもらって、行ったら、階段まで詰まるくらいの満席だった。寺町通を歩く人たちが不思議そうに覗いて行った。外から見るとかなり変な状態だと想像できる。歩く人が大勢の人々に見られて...