『ほんとうの京都暮らし』(2025)

書籍目録

2026年7月購入図書。文月に本を買うのはいつも躊躇いがちになる。

この時期、知人を招いて花火大会を鑑賞をしている。その準備として部屋を片付ける際、本棚に入りきれない本をせっせと段ボール箱に詰め込んでしまうのだ。そして祭りの後、読みたい本が見つからなくなる……という失敗を毎年のように繰り返している。だから、この季節に本を増やすのは少し勇気がいる。

(購入後記)

SNSでの反響のせいか、Amazonでは一時的に品切れになっていた。そうでなければ、去年出たこの本に気が付かなかったかもしれない。帯にある「よそ者として住んで18年、”書かんでもええようなこと"まで書きました。」という言葉に引き寄せられ、久しぶりに京都本を買い求めることになった。

著者は東京育ちの関西大学社会学部教授である。「目に見えない「まなざし」や「ふるまい」の積み重ねこそが、人と町をつないでいることを」(p.236)実感することが暮らしであるという、当たり前のようでいて大切な指摘。こうした人々の細やかな日常の営みや関係性をすくい上げるまなざしこそが、関西の社会学の面白さであり、その魅力的な下地になっているのだろう。

【京都本】

安田雪『ほんとうの京都暮らし 12ヶ月を愉しむ作法と美意識』光文社新書、2025年

『ほんとうの京都暮らし』(2025)

『ほんとうの京都暮らし』(2025)

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