小野記念講堂初訪

散歩時間

法とコンピュータ学会が早稲田大学の小野記念講堂で開催された。地下2階に講堂があるのは知らなかった。早稲田大学国際会議場井深大記念ホールしか行ったことがなかったのである。この日は学会が重なったのでオフライン開催の方に出かけることにした。リモート開催はアーカイブを見ることにする。

小野梓は早稲田大学の前進である東京専門学校の創設に貢献したことで名前が記念された。33歳で1986年1月に亡くなっているので早稲田大学になる前である。小野梓記念館(27号館)の階段を降りた地下1階に小野梓の胸像(山本白雲作)があった。「東洋小野梓先生」と刻まれていた。髭を生やしたいかにも明治の洋行帰りを思わせるものである。もう一段下がった地下2階に小野梓記念講堂がある。206席(最大236席)と小規模である。

昼休みはキャンパスの方を散歩して早稲田キャンパス1号館1階で「生誕150年 津田左右吉と藝術」という企画展を見た。津田左右吉が生まれた美濃加茂市と共催であった。ナショナリストの津田左右吉の芸術との関わりが伺えて面白かった。結構演劇を見ているのである。帰りに志乃ぶを覗いてみたがいっぱいだったので、またの機会ということで都電荒川線に乗り込んだ。

注)

「生誕150年 津田左右吉と藝術」2023年11月18日(土)〜12月17日(日)早稲田大学歴史館

東洋小野梓先生

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