『アカデミック・フレーズバンク』(2022)

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ジョン・モーリー、高橋さきの訳、国枝哲夫監修『アカデミック・フレーズバンク そのまま使える!構文200・文例1900』
講談社、2022年、kindle版
英作文のための構文について、やはりきっちりしたものを基にする必要があると思っていたが、丁度よいものがレコメンドされたのでポチした。感覚的に書いていくのでは行き詰まるし、締まりがない。Style Manualが欲しくなる。
書誌情報
The Academic Phrasebank by Dr John Morley Copyright ©2017 The University of Manchesterの訳である。
文例が、1900個強、構文が200個強示されている。フレーズバンクというにふさわしい。
当初はマンチェスター大学に提出された学位論文からフレーズが集められ、その後拡大している。2023年に第5版が出ている。
用語一覧が英字と和字である。kindle版はページ番号がない。
監修者のあとがきで、この構文を使って文章があっというまにできたことが書いてあったが、今ならchatGTPを使えばできる範囲のことだろう。それよりも、日本語訳がニュアンスを含めてついていることが重要だろう。英語版ではなく、日本語にしたのはそのためである。本書のフレーズを利用するに当たり、問題は、許容度である。9語を超えると許容度が落ちてくるという。特定のトピックに関連する語は置き換える必要があるだろう。

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