2023-01

東都手帖

東都手帖2023年2月【編集中】

2023年2月東都散歩のための私的な愉しみと記憶2月は如月である。一番寒くて、雪も降る月だ。京都と違い、南岸低気圧が通る時に上空の寒気が雪をもたらす。エゴン・シーレ展 東京都美術館 2022年1月26日(木)〜2023年4月9日(日)パリ・...
古都を旅する

山の辺の道

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」映画監督の大森立嗣氏の2回目は「山の辺の道」でした。「山邊道」道標は小林秀雄の揮毫だということです。山の辺の道は歩く機会がなく過ぎてしまいました。横切ったことは何度もありますが(笑)プラス1は土舞...
書籍目録

2023年01月購入図書(その3)

正月もいつのまにか後半である。(購入後記)師茂樹氏の『最澄と徳一』(岩波新書、2021年)を読んでいると、丸山真男の『日本の思想』が出てきた。あらかた内容は忘れてしまっていたので、文脈を確認したくなった。探したが簡単には出てきそうもないので...
断片記憶

重版の異装

右は竹久夢二の『三味線草』(新潮社、大正4年)の復刻版で左はその大正9年第13版の異装版である。重版での異装は珍しいとLe Petit Parisienのオーナーが言って見せてくれた。表紙、見返し、中の挿絵も異なるので、完全な異装である。新...
散歩時間

令和5年各流派合同新春舞踊大会の結果

7番目に演じた花柳 絵美舞也(えみまいなり)清元「玉兎」が第1位で文部科学大臣賞となつた。兎の演出が素晴らしく、切れ味のよい楽しい舞踊で、去年の8位奨励賞から大躍進である。6番目に演じた吉村 奈尾  地歌「八島」 は第2位で大会賞となった。...
散歩時間

令和5年各流派合同新春舞踊大会

今年も、国立劇場小劇場に最終本戦を見に来ることができた。若手舞踊家の登竜門に位置付けられている重要な大会である。地唄 八島は好きな演目と言っていたので、楽しみにしていた。昨年は長刀八島だった。7名の最終選考者で競われた。身体芸術の美学をどう...
散歩時間

Julian Fałatって知ってる?

Le Petit Parisienでジャポニズム学会のジル・マスタルスキー氏の講演があった。Julian Fałat(ユリアン・ファワト、1853-1929)というポーランドのジャポニズムの画家が、日本に来た話や、ポーランドのジャポニズム画...
視聴時間

『古典と日本人』(2022)

前田雅之『古典と日本人「古典的公共圏」の栄光と没落』光文社新書、2022年書誌情報各章末に注がある。索引はない。読んでおきたい古典(現代語訳・注釈書)10選序章 古典を学ぶことに価値や意味はあるのか著者は「古典的知をもつことは、常に、現代を...
古都を旅する

大神神社

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」映画監督の大森立嗣氏の1回目は「大神神社」でした。なんと麿赤兒さんのご長男さんでしたか。大神神社は何度も伺いましたが、繞道祭は知りませんでした。年越しの儀式は経験不足です。プラス1はてのべたかだや...
書籍目録

2023年01月購入図書(その2)

正月も松の内を過ぎれば、不断通りになるのが東京の生活である。(購入後記)語学の自習には問題を解く必要がないというありがたい託宣をYouTubeで見たが、『ラテン語四週間』は解答も省略が多いし、問題がまだ学習してない範囲から出るので、流石に2...