2021-09

古都を旅する

永観堂禅林寺

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」舞踊家の井上安寿子氏の3回目は「永観堂禅林寺」でした。何故ここがと思ったら、井上安寿子氏は永観堂幼稚園の出身でした。「みかえり阿弥陀」で有名ですが、秋の紅葉が楽しみです。 プラス1は京菓子司 平安...
四都手帖

四都手帖2021年10月【編集中】

四都をめぐる私的な愉しみと記憶 神無月の古都は秋の踊りがある。去年は新型コロナウイルス対策で中止になったが、今年も影響があった。県を跨いだ移動が緊急事態宣言で制限されており、不要不急の外出を控えねばならない立場にもいるので、古都には用がなけ...
東都手帖

東都手帖2021年10月【編集中】

2021年10月東都散歩のための私的な愉しみと記憶 慶應義塾図書館 貴重書展示会 「蒐(あつ)められた古(いにしえ)ー江戸の日本学ー」丸善・丸の内本店4階ギャラリー 2021年10月6日(水)~10月12日(火) 今年も慶應義塾図書館の貴重...
視聴時間

『シャーロック・ホームズ』を観る

宝塚宙組東京公演『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』『Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-』2021年8月21日(土)〜9月26日(日) 宙組の東京公演を観た。 9月に入ってぐつついた天気の続く東...
断片記憶

森有正を読むということ

森本あんり氏が日本経済新聞の半歩遅れの読書術に「森有正を読むということ」を書いていた。大学生の時にキャンパスで森有正を見かけたが、その年(1976)の秋にはパリで逝ってしまったという。森有正と話したことはないそうだ。森有正について書かれた本...
読書時間

「『吾妻鏡』の文脈における宝治合戦記事」を読む

藪本勝治「『吾妻鏡』の文脈における宝治合戦記事」『國語國文』第90巻第7号22-40 野口実氏が史料として『吾妻鏡』を利用する前に必読の論文たちとして藪本勝治(やぶもとかつはる)氏の論文を挙げていたので(注1)、最新の論文を取り寄せて読むこ...
読書時間

『刀伊の入寇』(2021)

関幸彦『刀伊の入寇 平安時代、最大の対外危機』中公新書、2021年 「刀伊の入寇」は寛仁3年(1019)に起こった。藤原道長の時代の話である。刀伊(とい)は女真族に対する高麗の人々の呼称である。「刀伊の入寇」の入寇はモンゴル襲来を江戸期の水...
古都を旅する

八坂神社

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」舞踊家の井上安寿子氏の2回目は「八坂神社」でした。八坂神社の本殿が2020年12月に国宝になっていたのは知りませんでした。本殿特別拝観で中に入ったことがありますが、本殿と拝殿を一つの屋根で覆う形式...
読書時間

『京都の中世史4 南北朝内乱と京都』(2021)

山田徹『京都の中世史4 南北朝内乱と京都』吉川弘文館、2021年 中世京都の通史の7巻シリーズである。 本書は14世紀を扱う。鎌倉幕府滅亡から、南北朝内乱が統一されるまでの政治史を描く。この辺りは、結構読んできたので、確認しながら読むことに...
読書時間

『日本人が知らない英語のニュアンス』(2021)を読み終える

牧野髙吉『日本人が知らない英語のニュアンス』角川ソフィア文庫、2021年 通勤電車のおともで読んできた。なんでもそうだがいつか終わりは来る。英和辞典を引いてもこればかりは伝わらないようだ。英英辞典を引く楽しみができた。試験を受ける必要もない...