読書時間 『〈新装版〉英文読解のナビゲーター』(2021) 奥井潔『〈新装版〉英文読解のナビゲーター』研究社、2021年奥井潔は1924年に台湾で生まれ、2000年に亡くなっている。本書は近代日本が西欧文明を取り入れた宿命として、日本語が変容したことや、日本語と西欧語との緊密な関係が語られる。「明治... 2021.06.09 読書時間
四都手帖 2021年07月四都手帖【編集中】 2021年7月の私的な愉しみと記憶これを書いているときは、大阪、兵庫、京都と緊急事態宣言中であった。ワクチン接種が終わらないうちは旅行には行けない。 【古都】初夏の庭園特別公開 両足院 2021年5月下旬〜7月上旬 半夏生は今年は早そうだ... 2021.06.08 四都手帖
東都手帖 東都手帖2021年07月【編集中】 2021年7月東都散歩のための私的な愉しみと記憶を書いているが、東都は緊急事態宣言の下、禁酒法と灯火管制の敷かれたままだ。予約制で百花園が開園になったので幾分かは気が紛れる。梅雨入りは予想に反して遅くなる。HIROMI SATO EXHIB... 2021.06.07 東都手帖
読書時間 『勉強の哲学 来るべきバカのために 増補版』(2020) 千葉雅也『勉強の哲学 来るべきバカのために 増補版』文春文庫、2020年書誌情報文藝春秋より『勉強の哲学 来るべきバカのために』を2017年に刊行した。文庫化にあたり、「補章」を書きおろし増補とし、解説「究極のビジネス書」を佐藤優氏が書いて... 2021.06.06 読書時間
読書時間 『増補 花押を読む』(2000) 佐藤進一『増補 花押を読む』平凡社ライブラリー、2000年、2013年第2刷花押の定義「花押(かおう)は自署の代りに用いられる記号もしくは符号であって、その起源は自署の草書体にある。草書体の自署を草名(そうみよう)とよび、草名の筆順、形状が... 2021.06.05 読書時間
古都を旅する 妙心寺退蔵院 週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」ブレンダーの輿水精一氏の2回目は「妙心寺退蔵院」だった。副住職の松山大耕(だいこう)師は東大大学院で日本酒研究に勤しんだという。ウイスキーのマスターとは話が合うはずだ。 昭和6年(1931)に国の... 2021.06.04 古都を旅する
断片記憶 本を読む布石 哲学者の永井均氏が少数の本を「他の本との関連を含めて」かなりゆっくり頭の中で整理しながら読むとTwitterに書いていた(注)。書かないと頭の中が整理できないということは理解できる。しかし、なかなか書けないのは、書くための技術を持っていない... 2021.06.03 断片記憶
読書時間 『古事談 下』(2021) 源顕兼編、伊東玉美校訂・訳『古事談 下』、ちくま学芸文庫、2021年三巻六四 永観、出挙の事、並びに東大寺拝堂の事 六五 永観、臨終の事 を読むと、永観堂の見返り阿弥陀立像のエピソードも永観に別な角度から光を与えてくれる。五巻五〇 伴別当、... 2021.06.02 読書時間
読書時間 『古事談 上』(2021) 源顕兼編、伊東玉美校訂・訳『古事談 上』、ちくま学芸文庫、2021年書誌情報本文は丹鶴叢書本を底本とした。漢文体を平仮名交じりに読み下している。人名に注、訳と評からなる。ちくま学芸文庫のための書き下ろしである。上巻に「はじめに」7頁あり。下... 2021.06.01 読書時間