『ダル・レークの恋』を観る

Goinkyodo通信 散歩時間
月組公演『ダル・レークの恋』TBS赤坂ACTシアター 2021年2月16日(火)〜28日(日)
別箱である。
一本もので、過去に何度も再演さてれきた名作とあった。男の身勝手さは気になる設定だと思う。身分社会に翻弄される女性を哀れに思った。
TBS赤坂ACTシアターは久しぶりだったが、コロナ禍で緊急事態宣言下で飲食ができないので、35分間の休憩時間を持て余す。お喋りも遠慮するとなるとプログラムを読むくらいしかないが、ストーリーが見えてしまうと興味が半減するので我慢するしかない。
インドを舞台にした物語としているが、インドは知らない国感が強い。他国の歴史を知りたくなるのは、宝塚の面白さ故か。余生を日本の歴史を読んで暮らしてきて徳川の世に入るところまで来た。スペイン物は支倉常長の頃の大航海時代のスペインやイギリスを知りたくなったし、アナスタシアを観ると、ロシア帝政の末期、革命後のソビエト連邦など興味は尽きない。インドは思想から入ることにする。
27日はライブ配信のあった日だった。ライブ会場で観られるのは楽しい限りだ。最後に舞台挨拶で「れいこ」さんが投げキッスをすると会場がどよめいた。
インド北部のジャム・カシミール(Jammu and Kashmir)のダル湖(Dal Lake)を舞台に騎兵大尉ラッチマン(月城かなと、れいこ)と貴族の娘カマラ(海乃美月)の恋が展開するということをしらなかったので、『ダル・レークの恋』のタイトルの意味が分からなかった。『ダル湖の恋』じゃ恋も冷めるか。
マハラジャの娘と平民の大尉という設定では、身分が違いすぎて恋にならないところが夏の避暑地の出来事として設定している。時代背景は書いていないが、第二次世界大戦後では、藩王国はなくなるので、第一次大戦前なのだろうか。イギリスの植民地時代と考えてみた。
プログラムを見ると時代考証はない。最近はSF物にも「SF考証」なるものがあるとことを知った。やはり、設定にリアリティを求めるのが時代の流れなのだと思う。ファンタジーだけではどうしょうもない。NHKの大河ドラマも複数人の時代考証者を置く時代である。
そこで、『ダル・レークの恋』ではマハラジャの服装が気になるところだったが。これについての意見を私は持たない。7年前のパリでは拳銃はリボルバーだったが、ラストではピストルになっておりオートマチックだった。時代設定は20世紀初頭以降ということになる。それとも単に小道具が無かったのか悩ましいところである。

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