2017-08

断片記憶

ブログの終り

立秋過ぎて、夏も旧暦の上では終わった。秋の季語の出番である。もっとも、八朔や葉月に七夕はすでに出ているが、残暑もこの時季からだ。普段はTwitterやFacebookをみてブログは忘れた頃に読むことをしている。生活のパターンなのか、忘れやす...
読書時間

『9プリンシプルズ』(2017)

伊藤穰一、ジェフ・ハウ、山形浩生訳『9プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために』早川書房、2017年再版 Joi Ito & Jeff Howe, Whiplash: How to Survive Our Faster Future (...
旅の時間

花山天文台への道

To the Kazan Observatory Kyoto University 京都大学 花山天文台は1929年に日本で二番目に造られた大学天文台だ。直径9メートルのドームの三階に当初は口径30センチ、現在は45センチの屈折式望遠鏡が設...
断片記憶

Quatre Rêves

Quatre Rêves(キャトルレーブ)は宝塚歌劇団系のアイテム・グッズを販売するショップの名前だ。 Quatre Rêvesとはフランス語で「4つの夢」という意味だ。しかし、ビニールバッグにはFleur・Lune・Neige・Étoil...
ひととき

94 「山の端の夏」千宗室

ひととき 2017年8月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「山の端の夏」というタイトルでした。山端へのサイクリングの思い出の話でした。家元が東へ向かうため自転車で賀茂街道を遡り東進して北白川通に突き当たり、北に向かい三...
古都を旅する

若草山

週刊新潮の「とっておき私の奈良」直木賞作家の北村薫氏の2回目は「若草山」でした。北村薫氏の父の日記を基にした『いとま申して2 慶應本科と折口信夫』(文藝春秋社、2014年)で、折口信夫に連れられて関西へ史学旅行に来た父、宮本演彦が書いた若草...
散歩時間

『邪馬台国の風』を観る

知合いの夫妻にIさん、そして初めてだというHさんと花組の『邪馬台国の風』を観る。ムラで観た時は展開が変だなと感じたけど、東京公演でどれほど修正して来たか。そもそも、幽閉されたヒミコにどうしてタケヒコが逢えたのか。最初は手引されたけどね。 マ...
読書時間

『無限と連続』(1952)

遠山啓『無限と連続』(岩波新書、1952年)を文庫本棚から取り出して読み出したら止まらない。大学の時に読んだ本なので書き込みがしてあった。LE PETIT PARISIENでブログ用に書いていたら、オーナーさんが興味を示し、飲み会で話をした...
書籍目録

2017年07月購入図書

2017年07月購入図書 (購入後記) fragileの反対概念のantifragileは今までにない概念だった。花火の前なので紙の本は買えませなんだ。 「反脆(はんもろ)さ」という読み慣れない言葉に戸惑う。普通は聞き慣れないと書くところだ...