師茂樹氏は『最澄と徳一 仏教史上最大の対決』(岩波新書、2021年)で初めて知りました。日本仏教の研究家と思ってましたが、朝鮮仏教の研究者と見られていると、上七軒文庫で発言してました。博士論文を元にした『論理と歴史ーー東アジア仏教論理学の形成と展開』(ナカニシヤ出版、2015年)で、玄奘三蔵の唯識を追っかけているので、法相宗の徳一につながるわけです。書評チャンネルで自ら解説しているので、無料の前半を見て、興味が続けば有料の後半を見たいと思いますが、とにかく時間がないのでいつになるのやら。『最澄と徳一』も中途半端なので、どこかで読み直したい。
【書評チャンネル】第1回: 師茂樹『論理と歴史ーー東アジア仏教論理学の形成と展開』
師茂樹『論理と歴史ーー東アジア仏教論理学の形成と展開』ナカニシヤ出版、2015年の第1章序論、pp.3-23はpdfで読むことができます。
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