2016年06月購入古書
今月は買わない予定だったが、松田道雄の解説を読まざるを得なくなった。貝原益軒は『養生訓』だけの人ではない。もちろん、松田道雄は江戸思想史の専門家ではない。しかし、松田道雄編『現代思想史大系 アナーキズム』(筑摩書房、1963年)を読んだことで、信頼できる読み手であると思っている。
日本セキュリティ・マネジメント学会の大会で辻井重男先生があげた本なのでその場でAmazonで購入した。光ファイバーのセキュリティの話だ。
とどめは、丸山有彦氏の■デカルトの思考法:谷沢永一が書簡集から見出したもので『執筆論』をお勧めされたこと。これもAmazonで購入した。しかし、本命は『古典の愉しみ』(PHP研究所、1983年)だ。これは、研究所にある気がしているので、注文していない。
【思想】
松田道雄責任編集『日本の名著 (14) 貝原益軒』中公バックス、1983年、1995年再版
【知】
谷沢永一『執筆論 私はこうして本を書いてきた』東洋経済新報社、2006年
【セキュリティ】
廣田修、二見史生『量子エニグマ暗号―サイバー攻撃への究極的な防御技術』万葉新書、2013年
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