本を読まない時期はなかったのではないかと思う。その中でいろんな読み方とか読書の方法を学んだはずだけども、どこまでそれが意識的にできているのか、あるいは無意識に定着したのだろうどか。ふと考えると心もとなくなる。難しい本をそのまま読んではいけないとか知らない分野についての読み方もある。やっぱり本によって読み方違うはずだ。まあ毎回同じやり方でうまくいくとは限らない。読書は一期一会である。
加藤周一という人の『読書術』(1962)について思い出を書いたのを読み返すと、待ち時間も森鴎外の本があれば苦にならないということを書いていなかった。まあ、森鴎外ほどの偉い人はそうそういないのである。
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