書籍目録

2024年01月購入図書(その3)

1月は睦月であった。正月でもある。既に正月と書いていたのは直さないでおこうと思う。無謀な読書計画によりしばらく本の購入は控える必要があるにもかかわらず本を買ってしまった。23時も過ぎて寝ようと考えていたときにスマホをいじってはいけないという...
読書時間

神の概念と存在

永井均『私・今・そして神 開闢の哲学』講談社現代新書、2004年、kindle版 永井均氏は世界の本質について考えることが哲学として残ると考えている。 その議論の一端を見てみよう。 例えば、人間そっくりのロボットを考えてみると、「彼には心が...
書籍目録

『世界は経営でできている』(2024)

正月も味わうという感覚はなく、普段とどう違うのかわからない。本書は読書計画外の購入ではない。すでに12月中に予約していたのである。すぐに眠くなるのでいつ読めるやらわからないが、著者の講演を聴いているので読まなくても語れる本である。 (購入後...
古都を旅する

てのべたかだや

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」読書家・小説家・短歌研修員の宮田愛萌氏の3回目は「てのべたかだや」でした。令和2年に三輪そうめんの老舗が出したショップなので知りませんでした。大神神社の門前で素麺食べてた頃が懐かしい。 プラス1は...
断片記憶

死生観を問われても答えようがなかった。

島薗進ゼミ「あなた自身の死生観のために――グリーフケアの向こう側」という東京自由大学のオンラインセミナーを聞いてみた。死生観を問われても死の想像力が欠けてしまっていることに気がついた。 宗教における死についての想像力は凄い。地獄を創造した時...
書籍目録

ルネ・シェヴィリコフスキ

著者の4冊目の本である。今回は自身で編集する方針から、プロの助けを借りることになった。編集は川鍋狂斎氏なので字が読めるようになった。奥つけの著者名が誤字となったのが惜しまれる。 ルネ・シェヴィリコフスキ『夢ーーリシュケーシューー歩道』Le ...
書籍目録

2024年01月購入図書(その2)

正月の購入図書は読書計画が既に外れていることを示している。 (購入後記) 久々にくまざわ書店に立ち寄りした。大森恵子氏の本は読んだことがなかったが、森有正という名前に惹かれて購入した。小説の形式で架空の主人公がパリを旅して森有正の思想に触れ...
断片記憶

丹波篠山デカンショ節

丹波篠山デカンショ節は地方の盆踊りの歌であるが、なぜか全国的に知られている。デカルト、カント、ショーペンハウエルでデカンショと思っている都会人も多いであろう。しかし、丹波篠山へ一度行ったことがあるけれども、そこは山に囲まれた土地であった。半...
書籍目録

2024年01月書籍往来

事務所の書棚から、引き抜いて読み始めた。 辻邦生の第二エッセー集である。パラフィン紙は焼けて硬化しパラパラと断片となって落ちていく。箱も染みだらけになっていた。本への愛情が足りなかったことを思い出させた。 「しかし自然の孤独がもたらしてくれ...
古都を旅する

奈良県立万葉文化館

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」読書家・小説家・短歌研修員の宮田愛萌氏の2回目は「奈良県立万葉文化館」でした。美術展で何度か行きましたが、交通的には不便でした。 プラス1は飛鳥坐神社でした。おんだ祭は2月の第1日曜日に開催されま...