読書時間

『竹林の七賢』(2024)を読んで絵画を見たくなる

吉川忠夫『竹林の七賢』講談社学術文庫、2024年 「竹林の七賢」は3世紀中国の魏晋の時代の人であるという。山濤(さんとう)、阮籍(げんせき)、嵆康(けいこう)、向秀(しょうしゆう)、阮咸(げんかん)、劉怜(りゆうれい)、王戎(おうじゅう)。...
断片記憶

探索式2024年11月

霜月が終わり後は師走を残すばかりとなった。何もかもが速く過ぎていく。探索式も11ヶ月経過して見通しがよくなくなってきた。続かないのが私の性格なので師走についてはよくわからない。分割しないと統治ができそうにもない。 (状況) 霜月は社会科学の...
古都を旅する

弘源寺

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」プロフィギュアスケーター宮原知子氏の第2回目は「弘源寺」でした。嵐山にある天龍寺の塔頭です。秋の文化財特別公開で伺ったことがあります。嵐山を借景にした枯山水庭園の「虎嘯(こしょう)の庭」が良いです...
書籍目録

2024年11月購入図書(その7)

霜月も終わりとなった。自分の傾向性に沿って本を読むしかないのは明らかであるが、本を読む順序は考えないといけない。本を手にしても、まだ早いと思ってやめるのはこちらの受け取る力のなさを感じるからである。 (購入後記) 本の選考は難しい。井筒俊彦...
書籍目録

2024年11月購入古書(その4)

霜月の終わりになった。 (購入後記) ペトラルカは何故か気になっている。最初に手にしたペトラルカは近藤恒一訳『わが秘密』(岩波文庫、1996年)である。本書の解説で近藤恒一が「ペトラルカのモラリスト的関心がとくに強く出ている作品として、まず...
書籍目録

2024年11月購入図書(その6)

霜月はやはり寒い季節である。 (購入後記) 例えば、海北友松の建仁寺の障壁画で描かれた竹林の七賢などをいつまでもほったらかしているわけにもいかないので、ここらで理解しておきたい。薄いしちょうどよい。美術鑑賞は感性だけでは限界がある。本書の原...
書籍目録

2024年11月購入古書(その3)

霜月も後半になって急に冷え込んできた。 (購入後記) 山田晶訳の『世界の名著続5 トマス・アクィナス 神学大全』(中央公論社、1975年)の解説を読んで山田晶のものが読みたくなった。手取り早いのは世界の名著だったので購入した。月報の遠藤周作...
書籍目録

2024年11月購入図書(その5)

霜月も後半戦は寒くなった。 (購入後記) 読売Bizフォーラム東京で著者の講演を聴いて本書を買うことにした。4文字までの辞典というコンセプトが面白い。現代語事典とか買ってきたが、時の経つのは速いもので、もう何十年も昔の本になっていた。本書は...
書籍目録

2024年11月購入図書(その4)

霜月も、付き合いで飲んでいるので、本を読む時間が減っている。しかも、本も付き合いで読む感じになっている。 (購入後記) 斎藤慶典先生イベントに著者が参加していたのは気が付かなかった。荒谷大輔(あらやだいすけ)氏がほとんど自己紹介をしないので...
古都を旅する

Goodman Roaster Kyoto

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」プロフィギュアスケーター宮原知子氏の第1回目は「Goodman Roaster Kyoto」でした。四条西洞院下ル一筋東入ル南側にあるカフェです。散歩で偶然見つけたとか。古都を旅するの4回の場所は...