天下泰平

読書時間

『天下泰平』(2002)を読み直す

横田冬彦『日本の歴史16 天下泰平』講談社学術文庫、2009年、2014年第3刷書誌情報2002年に刊行されたものを文庫化した。年表、参考文献、索引がある。以前、子安宣邦先生が、江戸初期の知のネットワークの話をしてくれた時に、買い求めて関係...
読書時間

『細川忠利 ポスト戦国時代の国づくり』(2018)

稲葉継陽『細川忠利 ポスト戦国時代の国づくり』吉川弘文館、2018年日本近世社会における統治のあり方を史料に基づき丁寧に論じた書である。織田信長のもとで初陣した細川忠興の嫡男の細川忠利がポスト戦国時代に小倉藩から熊本藩で実践した統治の枠組を...
読書時間

江戸初期の知のネットワーク

横田冬彦『日本の歴史16 天下泰平』講談社学術文庫、2009年、2014年第3刷第七章 開けゆく書物の世界江戸初期の知のネットワークの具体例を見ていこう。父親が福島正則の元を離れ大坂方につき敗死したため、母方の姓を名乗る三田浄久が各種の糟を...
断片記憶

『日本の歴史16 天下泰平』(2009)

横田冬彦『日本の歴史16 天下泰平』講談社学術文庫、2009年、2014年第3刷序章「天下泰平」の時代早稲田の研究会で子安宣邦先生があげられていた本だ。序章「天下泰平」の時代は古活字版『大坂物語』から始まる。横田冬彦氏は「この書に刊記はない...