書籍目録

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2024年05月書籍往来

皐月は本の片付け作業で出て行った本を見送った。その中で、拾い出した本を書いておく。記録しておかないと思い出すことすらできないのだから。 【思想】 伊藤勝彦『天地有情の哲学 大森荘蔵と森有正』ちくま学芸文庫、2000年 伊藤勝彦(1929-2...
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2024年05月購入図書(その7)

現代文解釈は難しい。学参を読むのも試験問題を解くのも大変である。読書猿氏の解説があるのは知っていたので、この古い本が本当に現代に通用するのか確認してみたかった。 (購入後記) kindle版がワンコインセールだったのでポチる。 【知】 遠藤...
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2024年05月購入図書(その6)

皐月も後半は頭が疲れているので、漢文を読むことにしました。『資治通鑑』はしかし、ある時期これが読めることを目標にしていたことを思い出しました。もはや庄屋の主人が白文を読んでいた時代は過ぎ去り、ほぼ読めないものとなっています。本書は返り点付き...
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2024年05月購入図書(その5)

皐月は天気がはっきりしない。思想史が遅々として進まないので自分に合った世界を探そうと思う。 (購入後記) 江戸の風俗に興味があったが、どこから入るべきか難しかった。『江戸の戯作絵本』や『日本近世史入門』に「大吉原展」と江戸付いたこの時期がち...
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2024年05月古書購入

研究所の本箱を大勢で整理する企画が始まってすぐであるが、そのことの虚しさというものを感じた。空きが出ればそこにまた本が入ってくるのは港かパーキングロットのようなものか。 (購入後記) 週刊新潮2024年5月16日夏端月増大号の五木寛之氏の連...
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『紋章の歴史』(1997)を読む

ミシェル・パストゥロー、松村剛訳『紋章の歴史 ヨーロッパの色とかたち』創元社、1997年、2020年第10刷 Le Petit Parisienのオーナーさんより、借りて読む。元々は他のお客様の本なのだが、オーナーさんは気に留めず又貸してし...
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2024年05月購入図書(その4)

皐月の風が心地よい。 (購入後記) キリスト教美術については鑑賞用の知識を持っていないので通り過ぎていただけかもしれない。やはり、約束事を知らなければ、何事も関係を結ぶことは叶わないのであろう。カバラについての本を以前購入したことがあったが...
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2024年05月購入図書(その3)

皐月は遅々として進まないカント『実践理性批判』を読むので本はすでに予定していた本を買うだけで済ませたい。 (購入後記) 3巻シリーズのうち2巻に当たる。上野修氏のデカルト、ホッブス、スピノザ、ライプニッツの哲学と、御子柴善之氏のカント哲学は...
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2024年05月購入図書(その2)

連休が明けて活動しやすくなった。連休中はどこも混んでいるので動きたくはない。しかし、本は手に取ってみて感じるものがなければ買っても無駄になるのでできるだけ本屋へ足を運びたいのである。 (購入後記) 編集者は1982年から1983年生まれの歴...
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2024年05月購入図書

皐月の天気で外に出る。 人出が多いところをなるべく避ける。 (購入後記) 大学を受験するわけではないので、知識を詰め込む必要はないのだけれども、崩字への途は文字に関する知識(活用を含む)や背景である時代の知識が必須になる。歴史家にとっては基...