断片記憶 『京都発見1 地霊鎮魂』(1997) 梅原猛『京都発見1 地霊鎮魂』新潮社、1997年、2003年第15刷案内人・脚注執筆 西川照子写真 井上隆雄若王子から始まる。当時は、読んでも京都の地名はよく知らなかったし、社寺もその歴史を知らなかった。しかし、今は、京都に少し慣れてきたの... 2016.03.14 断片記憶
断片記憶 代表的日本人 中江藤樹 人を発見することは、その人の生き方に関わる。私はどれだけの人を発見したのだろうか。書物を読むことは自分にとって事件である。ある言説が事件性を持つ時、その言説に出会うこともまた事件である。内村鑑三の『代表的日本人』は内村鑑三が発見した人が挙げ... 2016.03.13 断片記憶
古都を旅する 金峯山寺 週刊新潮の「とっておき私の奈良」荒俣宏氏の1回目は「金峯山寺」だった。金剛蔵王大権現の御開帳は2016年4月1日〜5月8日の日程だ。このところ毎年御開帳されるのは国宝仁王門大修理勧進のためだ。荒俣宏氏が明治の廃仏棄釈を修験道潰しが真の狙いで... 2016.03.11 古都を旅する
断片記憶 『平安王朝の葬送 死・入棺・埋骨』(2016) 朧谷寿『平安王朝の葬送 死・入棺・埋骨』思文閣出版、2016年朧谷寿氏による平安王朝の天皇及び貴族の葬送の態様の分析をまとめたもの。既出論文に書下ろしを加えて平安王朝の天皇の葬送を網羅した。貴族の葬送との対比で皇権のあり方を見ていくことにな... 2016.03.06 断片記憶
断片記憶 『紙つぶて 自作自註最終版』(2005) 谷沢永一『紙つぶて 自作自註最終版』文藝春秋、2005年外部倉庫にあるとばかり思い込んでいたが、本棚にあった。紙つぶてという書評コラム455篇が600字の発句集とすれば、自註500字は付かず離れずの微妙な位置で脇句として展開する。発句として... 2016.03.05 断片記憶
古都を旅する 養源院 週刊新潮の「とっておき私の京都」芥川賞作家の藤野可織氏の4回目は「養源院」だった。京都の代表的な5つの血天井を一度に見て回ったとか。養源院、源光庵は序の口で正伝寺、宝泉院、聖興寺と回れば目的達成だ。山門右の白衣弁財天が気になるとはなかなか。... 2016.03.04 古都を旅する
書籍目録 2016年02月購入図書 2016年02月購入図書もう2月も終わろうとしている。参考書を読んだり、ケースと取り組んだり、今月は読書するより考えている時間が長かった。【歴史】大川周明『日本二千六百年史』毎日ワンズ、2008年課題図書なので、購入した。本来は第一書房19... 2016.02.29 書籍目録
古都を旅する 富小路殿公園 週刊新潮の「とっておき私の京都」芥川賞作家の藤野可織氏の3回目は「富小路殿公園」だった。ニ条柳馬場通を上がったところにある児童公園だが、御所南は藤野氏の遊び場だったという。プラス1は「京都ハリストス正教会」だった。富小路殿公園の北側にある木... 2016.02.26 古都を旅する
ひととき 77「御室桜」千宗室 ひととき 2016年03月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「御室桜」というタイトルだった。御室桜は4月の半ばに他の桜が終わったあとに仁和寺で観られる背の低い遅咲きの八重桜である。ということで、混み合うけれど、ソメイヨ... 2016.02.25 ひととき