Goinkyodo

読書時間

『史料から広がる世界』(2024)

奈良大学文学部史学科監修『史料から広がる世界 奈良から世界へ 過去から未来へ』ナカニシヤ出版、2024年第8章については、「2024年06月購入図書(その7)で外岡慎一郎教授の「史料としての書状の広がり」について書きましたので他のことに触れ...
書籍目録

2024年06月購入図書(その7)

水無月もだいぶ経ちました。(購入後記)Amazonで予約したものが来ると、あまり購入という観念が働かないせいか、登録が後回しになっていました。Xで河内将芳先生が宣伝していましたので、その場で予約を入れたのでした。無監査ですね。「大谷吉継が第...
断片記憶

本居宣長の墓が見たくなる

子安宣邦『天皇論 「象徴」と絶対的保守主義』(作品社、2024年)は天皇論を本居宣長から始めています。引用先を確認するため本棚から『小林秀雄全集第14巻本居宣長』(新潮社、2003年)を取り出して、冒頭を読みました。すっかり忘れていましたが...
断片記憶

「石上神宮」の題字は東郷平八郎元帥でした

石上神宮編集『石上神宮』石上神宮、1999年、2007年全面改訂石上神宮(いそのかみじんぐう)の記憶が薄れてしまったと書いたら、本棚に『石上神宮』が挿さっていたではありませんか。本の片付けの効果です。早速御由緒を読み、境内図の古いものや現在...
書籍目録

2024年06月購入図書(その5)

水無月も半ばを迎えました。梅雨もそろそろ近付いたようです。(購入後記)子安宣邦先生の最終講義は去年の9月に早稲田奉仕園で行われました。その時は、大阪の三馬先生が講義をまとめた冊子を作って配っていましたので、本の出版はしないのかと思っていまし...
書籍目録

2024年06月購入図書(その4)

水無月の読書は頭を休めることも必要と考えて選んでいるのかもしれません。精神が病むと新しいことをすることが負担になるといいます。しかし、人はそういう時に限って新しいことをしたくなるものです。私はそのまでは疲れている自覚はないようですので気休め...
古都を旅する

石上神宮

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」日本舞踊家の藤間蘭黄氏の3回目は「石上神宮」でした。この歴史のある神社の記憶はしかし、曖昧になってしまいました。拝殿(国宝)の奥は禁足地ですが、内山永久寺の鎮守社から移築した摂社の出雲建雄神社拝殿...
散歩時間

夏の料亭へ

向島の料亭に行きたいという人に誘われて昨夜はお座敷に上がりました。水無月で雨を心配しましたが、晴れて暑い夏の天気でした。ようやく日が落ちる時間になって料亭に着きました。1階の桜の間は菖蒲のお軸が掛ってました。障子の下半分がガラスになっていて...
書籍目録

2024年06月購入図書(その3)

水無月も日々の勉強時間を確保するのが大切と自覚しています。(購入後記)斎藤慶典先生の講義を聴いて言語論的転回をもっと知りたいと思い本書を購入しました。野矢茂樹氏はウィトゲンシュタインの研究者ですがフレーゲやラッセルの研究者ではないといいます...
読書時間

山のことは山の本に

安岡章太郎『利根川・隅田川』(中公文庫、2020年)で利根川の源流のところを読んでブログにメモしましたが、『日本登山大系3 谷川岳・奥利根』(白水社、1980年)が本棚にあったので、山のことは山屋に聞くのがいいので、ゼフィルス山の会の「奥利...
四都手帖

四都手帖2024年07月【編集中】

四都手帖2024年07月2024年07月の私的な愉しみと記憶7月は文月、祇園祭の月です。申込んだ古代学協会の公開講座を楽しみにしてます。連続講座「紫式部の生きた王朝社会」2024年7月6日(土)13:30〜15:00 朧谷寿会場:京都府立京...
東都手帖

東都手帖2024年07月【編集中】

東都手帖2024年07月2024年7月東都散歩のための私的な愉しみと記憶7月は文月なり。また花火の季節がやって来る。「内藤コレクション 写本 — いとも優雅なる中世の小宇宙」 国立西洋美術館 2024年6月11日(火)〜8月25日(日)隅田...
書籍目録

2024年06月購入図書(その2)

水無月は水に関する本を買うことになりました。(購入後記)『利根川図志』の原本現代語訳に関連する本がないかAmazonで調べていると本書の表紙の利根川の地図が目に入り、ポチしました。配達された本書を手に取ると、本文には地図はなく、『週刊朝日』...
古都を旅する

大神神社

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」日本舞踊家の藤間蘭黄氏の2回目は「大神神社」でした。大神神社での節分祭は「福は山」声がけするそうです。藤間家に『三輪の上杉』という演目があるそうです。大神神社に縁がありますね。プラス1は等彌(とみ...
書籍目録

2024年06月古書購入

水無月は、水在月ではないかと思うのは今日の感覚で、旧暦の六月は新暦の7月の梅雨明け頃にあたり、田圃に水が無いので水無月となったという話には説得力があります。神無月を神在月と呼ぶ出雲の国の宍道湖では水無月を水在月というのはちょっと羨ましい感覚...