2024-07

読書時間

『天皇論「象徴」と絶対的保守主義』(2024)は子安宣邦先生の最終講義だった。

子安宣邦『天皇論 「象徴」と絶対的保守主義』作品社、2024年 第一章『古事記伝』の最初で最後の愛読者 子安宣邦先生が、小林秀雄『本居宣長』(新潮社、1977年)を取り上げたことで、しばらく小林秀雄を読むことになった。しかし、読みきれないま...
断片記憶

暑中お見舞い申し上げます

今年も暑い夏となりました。皆様、くれぐれもご自愛ください。
書籍目録

2024年07月購入図書(その2)

文月は熱波の時期でもあるらしい。久々に大垣書店でブックカバーをしてもらう。京都では市電で本を読む人のブックカバーとしてちょくちょく見るが、東京ではまず見かけたことがない。 (購入後記) 『調べる技術』の第10講は発売後2週間で陳腐化した。し...
旅の時間

夏の旅コレクション

飲み過ぎた翌朝は食欲がない。それでも、イノダを覗いたが、外で並んでいる人はいなかったが、中で待っていた。 三条通を歩いていて、東大路通を越えてCAFE GREEN DOORという看板が目に入った。今まで全く気が付かなかった。案内に従って路地...
旅の時間

久々に朧谷先生の講義を聴く

4月に申込んでいた古代学協会の公開講座を聴きに、夏の京都に来てしまった。もう、何年も夏の京都に足を運んでいない。暑い外を歩き、涼しい室内で休み、また、暑い外に出で、涼しい室内へ入ることを繰り返しているとものすごく体力を消耗してしまう。汗をか...
読書時間

『J・S・ミル 自由を探求した思想家』(2024)

関口正司『J・S・ミル 自由を探求した思想家』中公新書、2024年 J・S・ミル(1806-1873)の生涯を考える時、J・S・ミルは中流階級出身で学校教育を受けていない点が最初に挙げられる。父親からの私教育により精神形成が行われた。3歳か...
古都を旅する

京都大学吉田キャンパス

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」作家の宮島未奈氏の2回目は「京都大学吉田キャンパス」でした。『成瀬は天下を取りにいく』で2024年「本屋大賞」を受賞した宮島未奈氏は京都大学文学部卒業されています。かつてバイトしたという農学部附属...
書籍目録

2024年07月購入図書

文月になった。文体を変えてみよう。一年の折り返しである。 (購入後記) 関口正司九州大学名誉教授が『自由論』(岩波文庫、2020年)を訳していたのは知っていたが、まだ入手にしていない。薬袋善郎氏の『ミル『自由論』原書精読』(研究社、2020...
散歩時間

女流義太夫 再び上野広小路亭へ

奇数月の初めは女流義太夫若手演奏会が2日ある。今日も来てしまった。続かないと思うけど、日程が合う限り来ようと思う。昨日より増えて8x6の椅子が用意されていた。 口上で始まるのが女流義太夫(じょぎ)である。 じょぎ第135回の2日目の演目は3...
散歩時間

お江戸 上野広小路亭へ

女流義太夫若手演奏会を見にお江戸 広小路亭へ初訪問した。銀座線上野広小路駅を上りすぐ先の左手のビルがお江戸 広小路亭の入口で、靴を脱いで2階へ上り靴箱へ靴を納めて3階の受付で津賀榮姐さんに明日の分まで支払う。8x4のパイプ椅子席で柔軟に増減...