2023-11

ひととき

170「同窓会の年の暮れ」千宗室

2023年12月号の千宗室さんの京都(みやこ)の路地(こみち)まわり道は「同窓会の年の暮れ」というタイトルでした。家元が青年会議所の同窓会を回想されていました。二月は雪でお座敷にはお召しが適しているとのことでした。同窓会の当たり年だそうです...
散歩時間

右若さんの会

銕仙会能楽研究所で開催された市川右若さんの会を観に行きました。銕仙会からは年賀状をいただいていますが、定期公演は宝生能楽堂か観世能楽堂なので南青山の銕仙会能楽研究所には伺ったことがありませんでした。表参道へ行くのも久々のような気がします。二...
断片記憶

そういえば『哲学以外』も読みたくなる

日本経済新聞の読書欄に別所真紀子氏が「木田元の読書遍歴 哲学以外に惹かれて」を書いていた。木田元『哲学以外』(みすず書房、1997年)を別所氏が図書館の書架から手に取った話が、『日本名著全集』(日本名著全集刊行會、1926年〜29年)を最近...
書籍目録

2023年11月購入図書(その3)

霜月の購入も久々になったのは、研究所のエレベーター工事で登り降りが面倒なので外出を制限していたこともある。むしろ、読んでなかった本を読むことが多くなったし、エチカも訳者註を読むためなので、読書というよりは調べことなのである。 (購入後記) ...
古都を旅する

植藤造園

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」女優の由美かおる氏の3回目は「植藤造園」でした。桜守りの十六代佐野藤右衛門さんとツーショとで楽しそうです。 プラス1は大沢池でした。大徳寺境内の池です。時代劇でよく出てきました。 2023年11月...
断片記憶

本から本へ

エチカを花火の前に片してから見つからなかった。段ボール箱に入れてしまったのだろうと、週末の時間に2週にわたり箱を開けては閉めるという作業をしてみたが見つけられなかった。出てきた別の本をチラッと読んでしまうので捗らない。これ以上は奥の方の箱に...
断片記憶

空想の旅行を愉しむ

旅の本を読むのは自分も旅行している気分なれるからであろうか。世界遺産のビデオを見ても実際に現地では見なくても良いものまで見てしまうことを考えるとお茶の間で楽しんでいれば良くなる。冒険物は厳しいと思うので実際に体験したくはないが、街歩きは私の...
読書時間

ゴシックとは何か

バロックとは何かを考えるには異なるものを持ってくるのがよい。そこで、ルネサンスと比較してみたが、絵画を通して一般論を語るのは難しかった。しかし、あとはモダンになるので、比較そのものが意味をなさなくなる。そうなると、ゴシックという言葉が浮かん...
断片記憶

将棋の稽古3

アマチュアがプロと対局するのをインターネットで見ました。県名人が飛車落ちで藤井聡太八冠に圧勝でした。飛車落ちは手合い違いだと思います。それで飛車落ちを研究したくなりました。まずは、その前段階で飛香落ちを復習して自信をつけたいと思います。飛香...
断片記憶

将棋の稽古2

幕末の天才棋士の棋譜について内藤國雄九段が解説した本が研究所の玄関の本棚に挿さっていたので、少し読み返してみた。内藤國雄氏は天野宗歩をどう見ていたのだろうか。 「宗歩の棋力はどの程度であったのであろうか。結論から言うと宗歩はこれを測る人の実...