2022-06

散歩時間

梅雨の中休み

とりどりのいのちを咲かす花菖蒲 千河 2022年6月19日堀切菖蒲園にて
読書時間

『歴史とは何か』(2022)

E.H.カー、近藤和彦訳『歴史とは何か』岩波書店、2022年 書誌情報 E.H.カーの『歴史とは何か』は清水幾太郎訳で岩波新書として1962年に刊行された。私の手元の本の情報は2018年第88刷とある。ロングセラーである。近藤和彦氏は第2版...
断片記憶

PODが欲しくなった夜

E.H.カー、近藤和彦訳『歴史とは何か』岩波書店、2022年 第1講のhistoryについて、補註 a 歴史 historyの項を見るとオクスフォード英語辞典(OED)が引いてあって、急に高校時代の記憶が蘇ってきた。英語の教師が何かあるたび...
古都を旅する

上賀茂神社

週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の京都」歌人・細胞生物学者の永田和宏氏の1回目は「上賀茂神社」でした。上賀茂曲水宴から回想が始まります。『鞍馬天狗』のロケ地だったのですね。 プラス1は深泥池(みぞろがいけ)でした。この池を詠んだ歌が載せ...
読書時間

『さまよえる歌集 赤人の世界』(1974)その2

梅原猛『さまよえる歌集 赤人の世界』集英社、1974年 万葉仮名版の赤人集が気に入って暫く遊んでから、梅原猛の本に戻った。山部赤人の50首のうち44首が取り上げられていた。 梅原猛は柿本人麻呂を『水底の歌』(1973)で論じた。万葉集につい...
読書時間

『万葉集の考古学』(1984)その2

森浩一編『万葉集の考古学』筑摩書房、1984年 森浩一氏が他に「菟原処女の墓と敏馬の浦」を書いていた。高橋連虫麻呂の「菟原処女(うないをとめ)の墓を見る歌」(『萬葉集』1809)は、先の『万葉集に歴史を読む』(2011年)の第六章 天平八年...
書籍目録

2022年06月購入図書(その3)

6月水無月の購入図書もとめどなくなりそうである。 (購入後記) フランス語の発音規則について詳しく書いてあるというので、買うことにした。フランス語を使わなかったので、錆び付いていたのである。言語は使わなければ当然に忘れるのである。ならばもう...
書籍目録

2022年06月購入図書(その2)

6月水無月の購入図書は経営にシフトしたものを選んだ。順番は経営、語学、歴史、文学で考えている。 (購入後記) 「等」は八田先生が嫌いなのであるが、社外取締役を含んでいる。 みさき投資株式会社の代表の話が面白かった。講演では本に書いてあること...
読書時間

『万葉集の考古学』(1984)

森浩一編『万葉集の考古学』筑摩書房、1984年 森浩一氏の「磐代と有間皇子」を読むために取り寄せたのであるが、「気多大社と寺家遺跡」を上田正昭氏が書いていたので、ラッキーでもあった。 「有間皇子は、孝徳天皇のたった一人の皇子で、皇位継承の有...
書籍目録

2022年06月購入古書

6月水無月の購入古書の始まり。 (購入後記) 森浩一氏が有間皇子について書いたという『万葉集に歴史を読む』(ちくま学芸文庫、2011年)の記述を読んでポチった本である。編著であると思ってなかったので、半ば当てが外れたのであったが、上田正昭氏...