正暦寺

古都を旅する
週刊新潮の古都を旅する「とっておき私の奈良」彫刻家の籔内佐斗司氏の2回目は「正暦寺」でした。正暦寺は日本清酒発祥之地ということで知られていますが、酒造りで栄えた寺でした。その名残は福寿院(国重文)しかありませんが、紅葉の名所となっています。
かつて、広くない福寿院客殿から庭を眺めたことがありましたが、とても往時を偲ぶことはできませんでした。
プラス1は弘仁寺でした。本尊は虚空蔵菩薩立像です。以前に行った時は不勉強で知りませんでしたが、算額が二つ奉納されたものが残っているそうです。江戸時代の和算の隆盛はここにも及んでいたのでした。

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