- 睦月の時間を本を片付けながら休みを過ごした。
書籍往来には購入後記はない。買ってから期間が経っているので何故買ったのかわからないからだ。記憶は嘘をつくので、当てにならない。しかし、目録作りをしないのであれば、書く意味も怪しくなる。BOOKOFFで引き取らない10年以上前の本には行き場がない。
【思想】
渡辺照宏『お経の話』岩波新書、1967年、1979年第14刷
『大蔵経』入門書である。お経を読む人はいなくなったという。平安時代の読書人はお経を読んだ。鎌倉時代以降に排他的な教団組織が成立すると自派の経典しか読まなくなったという。そんな態度は詰まらないと思うが、それすらも儀式でしか読まなくなった。
武内義範、梅原猛編『日本の佛典』中公新書、1969年、1978年第16版
『日本の佛典』には「阿含経典」は含めていないと武内義範がまえがきに書いていた。編者達の方針について考える必要がある。
【言語】
岩間直文『道具としての英語 暗記しないで使える英熟語』別冊宝島142号、1991年、1993年第4刷
道具としての英語はシリーズ本であったことに今更ながら気がついた。2冊買ったあとに12冊出ている。シリーズと言ってよい。本書の後にも何冊も続いている。残すがどうかは冷静に見て判断する必要がある。
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